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今年もSTE(Switzerland Travel Experience)ワークショップへ参加させて頂きました。今回初めてSTE東京に参加した地自体観光局もいくつかあり、お話を聞きたいところも沢山あったのですが、流石のスイス人気で満席続き。2箇所しか回れず残念でしたが、その分、局長のパオロさんがカバーしてくれましたので良しとしましょう!TravellinGorgeous®が仕入れて来た現地の最新情報をシェアします!

パオロ局長からのメッセージを始めとする当日の映像は、少し先ですが6/20(木)リリースのトラベリンゴージャスチャンネルでどうぞ!
YouTube: @travellingorgeous

局地的なオーバーツーリズム発生中?

ここ数年、インドからの観光客が右肩上がりに急増!パンデミック後はさらに加速していることにより、スイスの有名山岳地帯はインド人観光客で大変な混雑になっているそう。ボリウッド映画が続けてスイスロケを敢行したことによって、インド国内でのスイス人気が急上昇しているんですって。特に人気なのが、スイスの山岳リゾート。インド北部にもヒマラヤ連峰という素晴らしい山々がありますが、スイスと違い、山岳列車などの交通網が発達していないこともあり、観光として山頂付近へ行くことは難しいお国柄。『ガチの登山者じゃなくても、世界の名峰を間近で見ることが出来る!』ということで、スイスでは局地的なオーバーツーリズムが起こっている様子?

加えて2024年からスイスは、中国に対し15日以内のビザ免除措置を開始したので、今後はインドからの観光客に加えて、中国からの中間所得層~富裕層が押し寄せる可能性も大いに考えられるという情報も。

せっかくスイスに来たのに、外国人観光客でごった返している場所は行きたくないじゃないですか~?特に、何度目かのスイスであれば、大混雑の有名観光地を避けて、もっとDeepでマニアックなスイスを満喫する旅が良いと思います!少なくとも、TravellinGorgeous®世代のおとな女子には、ゆっくりゆったりスイスを満喫する旅が向いている!だからこそ、泊る&訪れる場所選びが大事ということ。

Gotthard Panorama Express

そんな裏情報を頂いた後、Swiss Travel System(スイス全土を結ぶ交通ネットワーク)のアンドレアスさんにTravellinGorgeous®におススメのルートを伺ったところ、このパノラマ列車をおススメされました。『おとな女子ならゆったり移動が良いだろうし、あまりに混んでる場所はゆっくりできないから避けたいでしょう?』←良くお解りで!

ゴッタルド・パノラマ・エクスプレスは、ルツェルンからルガーノへ、スイス中部を縦断する様な特別列車。なんと、船と列車のコンビネーションルートというのもユニークなところ。ルツェルン湖を蒸気船で渡った後に、パノラマ列車に乗り継いで、イタリア語圏のルガーノまで直行するルートです。なんとこちらでもパオロさんの故郷の話題に。

ティチーノ州は、スイス最南部でイタリアとの国境沿いにあるのですが、日本の大手旅行会社のツアー&日本人観光客が素通りしがちな場所、長居しない傾向が強いエリアのひとつなのですよね。だからこそ、TravellinGorgeous®にはピッタリな旅先。ちなみに、アンドレアスさんからもうひとつアドバイスあり。『ルガーノは大都市で人気の町だから、ティチーノ州に何日か滞在するのであれば、隣町のロカルノが良いんじゃないかな?ローカル電車で20分、小さな町だから静かだし、ゆったり過ごせると思うよ』とのこと。

ゴッタルド・パノラマ・エクスプレスはルガーノからルツェルンへの逆るルートもあり、どちらも1日1便。TravellinGorgeous®がツアーを組む場合、ミラノから入ることがベストかな?ミラノ→ルガーノはバスで約1時間と近いのです。そしておススメ通りにロカルノに数泊して、スイスの中のイタリア(Dolce Vita)を満喫し、パノラマ列車にてルツェルン、そして旅の仕上げにチューリッヒ(ルツェルン→チューリッヒは列車でぴったり1時間)。なかなか良いトラベルプランが出来そうですよ~!

おとな女子にはチューリッヒなのだ

そしてもちろん、TravellinGorgeous®のお仲間(勝手に)であるチューリッヒ観光局:岡部さんにも最新情報をお聞きしてきましたよ。昨年の旅催行にあたっては、実に多くの情報を提供して頂き、ガイドブックに無いチューリッヒ(以下ZRH)も楽しむことが出来た訳です。ZRHのポテンシャルを知る身としては、単なるゲートシティとして使うだけなんて勿体なさ過ぎる!それこそ、2度目以降のスイス旅なら、スイスの自然や文化が好きで訪れているのでしょうから、尚更、ZRHに滞在することをお勧めしたい!帰国前の1泊などではなく、最低でも3泊は必要ですよ~、ZRHの本当に良いところを観るにはね!

ZHRハニーなど、前回の旅の様子でも少しご紹介していますが(TravellinGorgeous®チャンネルVol.75)、今後TravellinGorgeous®が更に追及していきたいひとつが『Made in Zurich』というカテゴリー。ファッション、家具、化粧品関連、食品そしてハイテク機器まで、衣食住あらゆる分野に渡り、チューリッヒ産の品で勝負しているブランドが沢山あるのです。

食品や化粧品であれば、ハーブなど天然素材を用いた商品が多く、品質はもちろんお墨付き。加えて、文化大都市でもあるZRH産のブランドだけあり、パッケージも都会的なセンス漂うのが特徴のひとつ。シンプルだけどお洒落という、おとな女子の感性ツボにはハマること間違いない品が多いこと!

『Made in Zurich』ブランドの品々は、まだそれほど知れ渡っていないので(特に日本人観光客には)、これを知っておくと便利だし、ツウになれます。

スイスはTravellinGorgeous®の得意分野の旅先のひとつ!スイス国内には、Hidden Gems(隠れた宝石)がまだまだ沢山眠っています。スイス・スペシャリスト(スイス政府観光局認定)としても、引き続きDeepにマニアックに発掘していきますので、どうぞお楽しみに。

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おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!