英検ライティングでの大失敗から学んだ「アウトラインの重要性」
こんにちは、「stワクイ」です。
英検のライティングセクションに挑戦したとき、最初の試験で私は大きな失敗をしました。しっかり準備していたつもりだったのに、書き始めると途中で話の筋が通らなくなり、焦ってしまった経験があります。
しかし、その失敗をきっかけに「アウトラインを作ることの重要性」を学び、次の挑戦では大きな成果をあげることができました。
今回は、英検ライティングでの私の失敗と、アウトライン作成によってどのようにライティングスキルを向上させたかをお話しします。
初めてのライティング試験での焦り
初めて英検1級のライティングセクションに挑戦したとき、私は「何とかなるだろう」と楽観的に考えていました。
語彙力もそこそこあるし、文法も間違えないように気をつけていたので、きっと良い結果が出るはずだと自信を持っていました。しかし、試験が始まり、トピックを見た瞬間、私の頭の中は真っ白になりました。
最初は「よし、簡単だ」と思って書き始めたのですが、途中から話があっちこっちに飛んでしまい、論理的な流れが失われてしまいました。結局、時間が足りなくなり、まとまりのないエッセイを慌てて書き上げることになりました。
結果は予想通り、ライティングスコアは低く、これが自分の弱点の1つであることに気づかされました。
失敗から学んだアウトラインの重要性
この経験から、ライティングの準備が不十分だったことを痛感し、「アウトライン」を作ることの重要性を学びました。それまで私は、トピックを見てすぐに書き始めるタイプだったのですが、それでは話の方向性が定まらず、論理的な流れを崩してしまうことが多かったのです。
そこで、次の試験に向けてまず取り組んだのが、「アウトラインを作る練習」でした。具体的には、ライティングのテーマが与えられたら、まず最初に以下のことを行うようにしました:
イントロダクション(導入):自分の意見を簡潔に述べる。
メインアイデア1:具体的な理由や根拠を提示し、それをサポートする具体例を含める。
メインアイデア2:別の理由や根拠を提示し、それを支える具体例を示す。
メインアイデア3(あれば):もう一つの視点を示し、例で補強する。
結論:全体を簡潔にまとめ、自分の主張を再確認する。
このアウトラインに基づいて書くことで、話が飛んだり、論理が崩れたりすることがなくなり、書き始める前に全体像をしっかりと頭に描けるようになりました。
実際に試したアウトライン作成の効果
次の英検1級試験に挑んだとき、私は必ず最初の5分間を使ってアウトラインを作成することを決めました。
トピックを確認した後、まずは簡単に自分の考えをまとめ、どういった理由で主張を支えるかを整理しました。
これにより、実際のライティングに取り掛かる前に、書くべき内容が明確になり、時間を効率的に使うことができました。
結果として、ライティング試験では落ち着いて文章をまとめることができ、前回とは全く違う感覚で試験を終えることができました。
採点結果も大幅に改善され、ライティングのスコアが合格ラインを大きく超えることができました。
あなたもアウトラインを作ってみませんか?
ここで一つ質問です。ライティング試験に挑む際、いきなり書き始めて途中で話が迷走してしまうことはありませんか?
もしそうなら、試験前に簡単なアウトラインを作る練習を取り入れてみてください。アウトラインを作ることで、論理的で分かりやすい文章が書けるようになります。
次にライティングの練習をする際、まずは5分間、どのようにエッセイを構成するか考えてみましょう。それから実際の文章を書き始めることで、スムーズにライティングを進められるようになるはずです。
まとめ
英検ライティングで失敗を繰り返した私が学んだのは、アウトラインを作ることの重要性でした。
このシンプルなステップを取り入れるだけで、ライティング全体の質が劇的に向上し、論理的で説得力のある文章を書くことができるようになりました。
皆さんも、もしライティングに苦労しているなら、ぜひアウトライン作成を試してみてください。必ず、ライティングスキルが向上するはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも皆さんの役に立てれば嬉しいです。