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その 大切な輝きに…|役者ポートレートVol.68

一目惚れ。

ロマンティックで、無責任で。
衝動的で、自分の理性とかすっ飛ばして情熱がほとばしってしまう。
そんな経験ありますか?

私にはありました。

彼女の名前は 藍川あす華さん。
ステージ上であまりにも輝いていて、目が離せなくなって、胸が熱いもので満たされていく感覚。
そんな方に、勇気を振り絞って声をかけたのです。
「ぜひ撮らせてほしいです」と。

そんな願望が叶った日の写真…




あまりに緊張していたのか
この日どうやってあす華さんと合流したのか
どういう会話をしたのか
覚えていない

それくらい自分にとっては
あまりにも輝いていた存在で


でもお仕事としての撮影
カメラを構えた以上
彼女を最高に撮る責務があるので


いや
どう撮ってもステキだから
構えてボタン押すだけかもしれない


あのステージ上での姿は
ひとりの人として、表現者として
なにより被写体としての
圧倒的な可能性を感じたから

その答えは果たして確認するまでもなく
あす華さんは逸材でした


ありとあらゆる瞬間が絵になって
誰のためとか考えるより早く
自分が感動して自動でシャッターを切る
そんな感覚に身を任せる


美しさ、かっこよさ、儚さ
全部が入り交ざって表出するような
表現者の力を肌で感じるような空間


そう、この感覚
私の眼に狂いはない
その 大切な輝きをきりとって




感情が高ぶった時にARIAを引きがちな私。
人生の教科書だから仕方ない。
せっかくなのでARIA The NATURAL 第11話「その 大切な輝きに…」の台詞から引いてきましょう。

あなたが、ウソモノだって言われて傷つくのは、あなたのネオ・ヴェネツィアンガラスに対する思いが本物で大切だからですよ。
作りは同じでも、そこで、過ごした人も紡がれた時間も違う。
人の価値観は十人十色。
私にはホンモノかニセモノかなんて全然関係ないんです。
だって、ネオ・ヴェネツィアが大好きで、その気持ちを宝物のように感じられる私が
今、ここに存在するんですもの。

一部改変

ここのところ、再び写真について悩んで落ち込む日々。
圧倒的な実力者たちの作品をみて、その輝かしい実績を目の当たりにして、かたや自分はどうなのかと委縮していました。
考える必要なんかないんですけど。

私にとって確かに言えるのは、モデルさんたちに対してのリスペクトであって、その魅力を自信をもって最高であると言い、写真にして表現できている、ということ。
人気があるかとか、輝かしい実績があるかではなく、その人に直感で惹かれて、表現しているじゃないか、と。

私があす華さんを撮るのは、その被写体力で賞を取りに行けるからではなく。
ただ私が撮りたくて、その魅力をファンの方や見た方に届けたくて、じゃないかと。
「ネオ・ヴェネツィアが大好きで、その気持ちを宝物のように感じられる私が今、ここに存在するんですもの。」の言葉通りです。

今後もあす華さんのステキを届けたいですね。

この時の写真は、所属のZERO project様のプロフィールページ、そして各種SNSのアイコン等にご利用いただいています。
ぜひご覧になって、フォローしてって。

それでは。

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