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INFORMATION 2022-08-24

 エラリイ・クイーンのライツヴィル・シリーズ第4作『ダブル・ダブル』が早川ミステリ文庫から刊行されました。前3作(『災厄の町』、『フォックス家の殺人』、『十日間の不思議』)と合わせてお楽しみください。

 12月ごろには同じエラリイ・クイーンの『靴に棲む老婆』が刊行される予定です。こちらは書かれた時期が『災厄の町』と『フォックス家の殺人』のあいだですが、舞台はライツヴィルではなくニューヨークです。

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 先日、ところざわサクラタウンを訪問したときに出会った「締切守」についての紹介記事が、神戸新聞の「まいどなニュース」に載りました。よかったらご覧ください。

「締切」が怖くなくなる!?文芸翻訳者が紹介した「締切守」のご利益が話題に 「欲しい」の声、相次ぐ

 この日のツイートはここにまとまっています。

 ところざわサクラタウン訪問記

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 9月10日(土)の午後、一般向け講演「文芸翻訳教室」があります。翻訳しづらい表現の検討や、初中級者の訳文比較など。予習不要です。横浜教室とオンラインのどちらでも受講できます。

横浜教室で受講
オンライン
(新宿教室ページからも申込可)

 10月期の朝日カルチャーセンターの各クラスの受付は8月26日にはじまります。内容の詳細は後日お知らせします。

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 読書探偵作文コンクール(小学生部門中高生部門note)が今年も開催されています。
 よく勘ちがいされますが、読書探偵作文コンクールは「読書感想文」のコンクールではありません。自分で好きな作品を選び、二次創作や手紙など、さまざまな形で思いを言語化するもので、過去には俳句やかるたやビデオレターなども応募されています。あらすじのみを書いて優秀賞を受賞した例もあります。
 読書探偵作文コンクールの過去の受賞作は、ここなどで読むことができます。いかにも学校で教わったような形式の読書感想文はほとんど受賞しません。わたし自身は、「その作文を読んだ人が、紹介されている本を強烈に読みたくなるかどうか」を最大の選考基準にしています。
 締切は9月30日で、まだまだ余裕がありますので、ご応募ください。

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 7月に出た『ロンドン・アイの謎』と『はじめて読む! 海外文学ブックガイド』は、どちらも多くのかたからご好評をいただいています。ぜひご一読ください。

 『ロンドン・アイの謎』こぼれ話

 『はじめて読む! 海外文学ブックガイド』刊行


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