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復職から1年、1年前には見えなかった景色

はじめに

ある日突然、「今感じているこの想いを文章にしたい!」と胸の奥から湧き上がる感情に苛まれることがあります。
今まではインスタグラムなどで更新していましたが、
キラキラや映え、憧れが蔓延しているあの空間にはそぐわないなと
ずっと長い間感じていました。

今回は1年の休職から復職した2022年12月。
そこから丸1年がたち、2023年12月となった今の想いや考えなどを書き留めていこうと思います。


復職後の1年が鬼門とされる理由

2022年12月、1年間の休職から復職
そこから1年が経ちました。

復職してからの1年は鬼門と言われていて
そこを越えられれば今後も安定して働けるけれど
ここを乗り越えることが難しく、再休職や転職を余儀なくされる方も多いとか。

それだけ休職するということは心身ともに辛い状態ということなんだなあ…

残念ながらほとんどの人が、働けなかった状態から、100パーセント働ける状態になって復職するわけではない。

復職し、働きながら徐々にペースや体力、気力を取り戻していくのが現実です。有休もないしこれがなかなか辛い。

とりあえず1年を超えていくこと。それを目標に無我夢中な日々だったように思います。

ただでさえ大変だったこの一年。
災難は休職までにとどまらず、途中で入院したりして激しく落ち込んだりしましたが、まずはここまで頑張れた自分に拍手を送りたいです。

復職から1年を迎えて見えている景色

復職した去年の今頃は必死だったのでそういう大変さがあったのはもちろん、
何より正直未来が見えなさ過ぎて、基本絶望に近い気持ちで毎日を過ごしていました。

また再発して働けなくなるかもしれない。
何か別の病気になるかもしれない。(そして実際そうなった現実…笑)
1年も休んで迷惑かけて、みんな心の中ではどう思っているんだろう。
(実際口頭では有り難いお言葉を頂戴しても、表情に本音が出ている人もいました)
仕事も細かいこと忘れているし、今更聞くのつらい…などなど
あげ連ねたらきりのないくらいの気持ちと毎日戦っていました。

「あーまじで未来見えねえ。人生無理ゲーすぎる」
そう思っていたけれど。

復職から1年後の今は
去年の今頃には想像できなかった晴々とした気持ちで
毎日を過ごせていることをとても幸せに感じています。

こんな気持ちになれる未来が待っていたとは。
頑張ってよかったなあ…


自分の終わりがリアルに見えた2年前

休職した1年、復職してから今までの1年。
振り返れば短かった…とかは一切なく本当に長く辛い2年でした。

「多分このまま行ったらわたし死んじゃうな」と
自分の終わりがリアルに見えていた2年前。
限界を迎えて駅で倒れた。顔面から地面に向かっていったらしく
目が覚めたらマスクが血だらけになっていた(笑)
運ばれた救急車の中では永遠に涙が止まりませんでした。
その涙は痛いとか辛いとかそういう類のものではなくて。

「これでやっと終われる」そう思ったとたん溢れた安堵からくるものでした。


青と黄色とブランコがくれた大切な1歩

休職してすぐの頃、朝9:00とか10:00くらいの公園のブランコでずっと青空を見てました。
通常ならバタバタして色んな仕事をさばいている時間帯。
でも今目の前には穏やかに流れていく時間だったり、風でふわふわと散る紅葉したイチョウの葉たち。

「何を今まであんなに必死になって頑張ってたんだろう」
ふとそう思った自分がいて、
その小さな気付きは今となっては私にとって大切な
変わるための一歩だったと思います。


ここまでになってしまった理由

ここまでになってしまった理由は
コロナの後遺症だったり、仕事の環境や量、質などもありますが
自分の物の見方考え方も大きく起因していたと思っています。
(ここはまた気が向いたら別枠で)


得たものと諦めたもの

実際休んだことで同期よりも昇進は遅れたし、
惨めな気持ちになることもあったけれど
休んだことで見えたものがあり、変わることができた。
事実、現在休む前と同じ職場、同じ部署、同じ仕事をしていますが圧倒的に気持ちが楽ですし、毎日楽しいです。

昇進が遅れたり、惨めな気持ちになったりすることは
一過性のものでしかない。
長い目で見て、毎日楽しく過ごせるようになったことは自分の人生にとってプラスでしかないと思うのです。
だから結果的に、おやすみしてよかった。本当に。


まとまらないまとめ

この記事を執筆しているのは12/25。年末が目と鼻の先。
今年は本当に、、、疲れました!!(笑)

我ながら本当によく頑張ったと思います。
自分をたくさん褒めて、しっかり身体と心も休ませる年末にしたいと思っています。

いい年末を迎えるために、大掃除頑張ります!(笑)

ネタの宝庫になったこの2年。少しずつNoteでその体験を消化しながら
まだ、取り戻したい自分の一部的なものがあるのも現実なので
来年はその作業を大切にしていこうと思っています。とーっても苦手なことだけれど。

復職後の鬼門を乗り越えた私の今の気持ちを書き留めた、備忘録。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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