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ファシリテーターの役割は、参加者が発言しやすい状態を作ること

先日社内で、ファシリテーションに関して学ぶ研修を受講した。

Webミーティングがデフォルトになってきた現在、これまで以上にミーティングでのファシリテーションが重要になっているため、ファシリテーションに関する知識とスキルについて学び、実際に実践もしてみるという研修だった。

ちなみに、社内研修のほとんどがZoomミーティング形式で行われるようになっており、全員カメラをオンにして参加するように指示が出ている。

研修の中で講師の方から、
「普段のミーティング終了後に『良いミーティングだったなあ』と感じることがありますか?」
「本当に良かったと感じられるミーティングだった場合、『今日は良いミーティングになったね』という会話になりませんか?」
との話があった。

また研修では、ファシリテーション/ファシリテーターの役割は「みんなが発言しやすい状態を作ること」だという話があった。知識として知ってはいたことではあるけれど、改めて説明を聞いて研修中にファシリテーションを実践してみて、心から納得することができた。

そしてWebミーティングで重要なことのひとつに、出来る限りカメラをオンにして参加者の表情を見ながらミーティングを実施することとの説明があった。この研修は、会社から参加を強制されている研修ではないため、自主的に研修に参加しているメンバーが多いと思われることもあり、カメラをオンにすることで自然に笑顔が生まれ、心理的に安全な状態が作り出せていたように感じる。

研修受講後の本日、私たち労働組合役員でミーティングを行った。私は組合役員組織のチーム状態が良くないと感じていたため、私たちの組織でチームビルディングを進めるための議題を用意した。

本日のミーティングでは、私がこれまでに学んできたチームビルディングに関する方法論や、ファシリテーション研修で学んだことを実践してみた。その結果、メンバーとじっくり話をすることができたと感じている。ミーティング終了後、自分自身は「良いミーティングになったなあ」と感じることができた。この気持ちが、独りよがりの感想ではないことを祈る思いではある。

自分自身がファシリテーターとして、ミーティング参加者が発言しやすい状態を作ることができただろうか。本日のミーティングについてメンバーの感じたことを聞きながら、継続的にチームビルディングに取り組んでいこうと思っている。