見出し画像

逗子移住日記|vol.3|建築士との出会い #逗子移住note

こんにちは、@takaya_i です。
2021年の3月末に神奈川県逗子市に移住することを決めました。記憶が風化してしまわないうちに、色々な記録を残していこうと思います。今回はvol.3として「建築士との出会い」、について書いてみます。

vol.1,vol.2はこちらです↓

情報収集

前回vol.2では「物件のを決めた理由」について色々書きました。特に私達は【新築/中古/土地からで、鎌倉〜逗子くらい】というざっくりとした幅広い選択肢の中での意思決定になりました。

その折に出てきたのが今回縁があった物件でした。考えていた予算の1.5-2倍でしたが、他の物件と圧倒的に違うなにか を感じてしまったのです。

実は最近、この #逗子移住note を見てくださった友人知人から移住?相談を受けることが出てきたので、どんな情報収集をしていたのかを列記します。

情報収集の範囲と、意識したこと
- 不動産業界は「情報の非対称性が強い」前提に立ちできる限り勉強する
- 上記前提に立ち、リファラル(友人知人の紹介)を頼る
- 上記に加え、SNSを活用する(Twitter,Instagram,Pinterest,note等)
- ビジネスにおける新規事業のごとく、インターネットの情報を集める
- 本を買う(広く、そして深く。私は建築士や建築学部生が買うような本屋に行きました)

この辺りまでやると、「お?よく知ってますね」くらいには、なることができます。

画像2

なるべく対等に話ができるようになることが交渉上のポイントですね。加えて、

- とにかく短期決戦(我が家は翌年4月の子どもの学校がキードライバー)

という事情があったので、ネットの最新情報を見ながら、不動産各社の営業さんに電話をするような時間の使い方をしていました。(あくまで個人の経験ですが)suumo等の大きい媒体よりも、鎌倉特有のユニークな不動産サイトのほうが情報が見やすく感じました。

鎌倉逗子葉山物件探し

私はこの5社のサイトを良く見ていました

エンジョイワークスさん / 鎌倉R不動産さんハウスモリーさん / TOHO HOUSE 湘南さん / 明治地所さん

vol.2で書いたとおり、気に入った物件に「不動産購入申込書」を出したところで気持ちは固まっていたので、(購入可能性が100%にならない状態ではありましたが)建築士/設計士を並行して探し始めました

建築士を探す

高校時代、理系クラスにいた僕は「建築学部」を目指す学生に憧れがありました。一級建築士さん、格好いいですよね。安全性や住環境を意識しながらの唯一無二の建築物はどれほど見続けても飽きません。

夫婦で見る番組といえばこの番組だけ、というくらい好きで見ていました。

建築士との出会い

7月末〜8月頃の話。上の写真に写っている『住む。』という雑誌を大量に買い読み漁っていた頃です。(バックナンバーはメルカリで買いました)

そもそも今建っている物件をリノベーションすることで住めるのか?

ということについて、一定の解を出す必要がありました。いわゆるデベさんが保証してくれるわけではないので、自分たちで探します。

ある日、妻が

「ねぇねぇ、このサイトの設計士さんの作品格好いいね。しかも鎌倉だよ」

と言ってこのサイトを見せてくれました。

時を同じくして私。

「この家いいよね〜」

と、雑誌『住む。』のあるページをみせる

画像2

冗談みたいなほんとうの話ですが、同じ設計さんの作品を見ていました。

その日の夕方には、宮田一彦アトリエ に電話をして概要を説明。快く現地調査を引き受けてくださいました。

現地を案内した時に宮田さんがおっしゃった一言が忘れられないのですが、開口一番、

「大好物です」

と、笑。私は今回、この物件の計画を通じて「大変なこともあるかもしれないけれど、楽しみながらやりたい」ということを念頭に置いていたので本当に嬉しく、またホッとした一言でした。

ご興味をお持ちいただけた方は、宮田一彦アトリエの作品や、上記Instagramを見ていただくとよくわかります。古民家や建築不可物件のような難しい物件を、長年、丁寧に蘇らせるプロフェッショナルなお仕事をされている建築士さんです。

悩むことはなかった?

正直悩むことはなかったです。実は「いつか自分が家を建てるときは建築士さんのコンペをやってみたい」という小さな願望が合ったのですが、今回は物件の特殊性や、宮田さんのキャラクター、妻も含めた我が家との相性など総合的に判断し、他の選択肢を考えることをしませんでした。

少し解説補足をすると、今回の物件が景観保護区域的な場所でもあり、増減築等の建築計画について”きまりごと”があり、その辺りも考慮して経験豊富な方に依頼したいと思ったところもあります。

===

この辺りで【逗子移住日記|vol.3|建築士との出会い】はおしまい。次は【逗子移住日記|vol.4|契約、そして解体へ】という内容を書く予定です。

さいごに

※vol.1,2を書いたら、Tweetしてくださったり、感想をいただけたりしてとても嬉しかったです!続きを書くモチベーションにもなりますのでぜひ「♡」や反応いただけると嬉しいです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?