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今までの人生81(私のうつ病と伯母の認知症13)

もう誘わないで欲しい。

とその3人に言った方が
伯母本人と従姉のためだと思うよ?

と母はアドバイスしたとの事だった。

が、従姉はしなかった。

従姉の言い分は

・親の楽しみを奪いたくない
・認知症だと知られたくない

気持ちはよくわかる。
でも多分伯母の友達たちは伯母の認知症
気がついているはずだ。
2分前のことを覚えていられないのだ。
会話していておかしいとすぐ気がつくはずだ。

それに高血圧糖尿病持ち。
出先で食べたものや行動により倒れる可能性も
無くはない。

運転している夫婦は70代半ばだ。
運転技術や事故等の心配も尽きない。

私の母がもし認知症になったら
私は周りの人に認知症だと理解してもらった方が
逆に助けになると思っていた。

従姉とは真逆の考え。

押し付ける訳には行かない・・・

私の気持ちはグッとこらえて
胸にしまった。

伯母のデイサービス
従姉の勤務時間帯を伯母の友達に知られているため

従姉がいない伯母の時間帯の状況が
心配でならなかった。

デイサービスには毎回通うようになっていたが
通所日以外は評判の悪いおばさん宅に遊びに行き
つるんでいた。

お金を使わされていないだろうか。
貸してはいないだろうか。
盗まれてはいないだろうか・・・

実家にいても自宅にいても
伯母のことばかり心配で
私の心は少し疲れていた。

このままだと伯母の心配で自分の心を
また病んでしまうと悩む日々。

それでも実家への訪問日はやってくる。
母も疲れていたし
私も疲れていた。
何より同居している従姉が1番疲れているはず
だ。

たまたま伯母も従姉も休みで
デイサービスがない日。

伯母は耳もかなり遠かったためチャイムが聞こえず
従姉がすぐ玄関先に出て覗き穴から確認すると
例の評判の悪いおばさんだった。
誰だかわかっていたが従姉は

「どちら様ですか?」

と声をかけると伯母の声ではなかったため
逃げるように帰っていったらしい。
まさか従姉が休みで家にいると
思わなかったのだろう。

翌日もまたやって来てチャイムを鳴らす。
多分時間的にあの人だろうと思った従姉は
伯母に出させ陰に隠れて話を聞いていた。
伯母は遊びに誘われて浮かれていたが
従姉が出ていき

もう来ないでください!

と言ったらしい。
まるで伯母のストーカーみたいな人だった。
玄関のドアを閉めて部屋に入ると
伯母は鬼の形相で

「あんたは私の楽しみまで奪うのかい!
  娘のくせに!」

と暴れ始め
従姉はそれを止められないことをわかっており
洗面所で1人泣くのを我慢したと言っていた。

このままでは本当に従姉が壊れてしまう
私は心配でたまらなかった。

それでもその気持ちを他所に
そのストーカーの様なおばさんは従姉が居ないかを
確認しては遊びに連れ出していた。

ストーカーおばさんでダメな時は
車を所持している夫婦が電話で誘って
きたりもしていたらしい。

デイサービスの日以外は
従姉も大目に見ていたらしい・・・

私と母はそのことを心配していた。


今日はここまで


今日は朝起きたが母が寝てたので
布団にくるまって母の起床を待った。
結局活動開始時間は遅く
自分の行動ペースが上手く掴めない。
なんでだろう・・・

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。