見出し画像

今までの人生59(ちょっと少しの前進2)

少し良くなってきてるのかな?
自分でそう思うように
次の通院日まで過ごそうと思えていた。

季節の変わり目
寒くなる冬は特にメンタルが
落ち着かなくなる人が多いらしい。

私も父のことがあり
やっと少し前に進みだし
外出が5年前より苦ではなくなってきていた。
日光にあたることが大事。

曇りの日でも、日光が照っていなくても
健康には良いだけのエネルギーは吸収できて
いるらしい。

なのでなるべく散歩は出来ない日でも
買物には行ってコーラだけでも買ってくる。
牛乳だけでも買ってくる。
毎日必要なものだけ買い物に出るよう心がけた。

外に買い物に出るだけで
かなりの人にすれ違うし
案外会話もすることに気付く。

スーパーのドアが重くて引けないおじいさん。
引いてあげて中に入るのを待ち私も中に入る。
なぜみんな出口から出てくるのに
入口側で困ってる人のドア引くくらい
してあげないのだろう?

おじいさんはペコッと頭を下げ中に入っていった。

私にとっては当たり前の行動でも
世間には他人に興味が無い人が沢山いることに
だんだん気がつく。

そういえば
世の中こんなだったかもしれないなぁ・・・
5年間ほぼ引きこもっていた私は
元気に生活していた時のことを
少しずつ実感として思い出す。

変わらず隔週でメンクリに通院し

「どうですか〜?」

相変わらずの先生の質問。

「公共の交通機関に乗れるようになったことで
    前より少し外に出るのが怖くなくなりました。」

と答えた私に

「今のお薬が合ってるみたいなのでこのままもう
    少し続けてみましょう。」

ということになった。

薬が変わらないことはいいことなのか
分からないけど、
先生が私の話した状況で判断したのだから
良いことなのだろうと納得し
薬をもらってまた地下鉄に乗って帰宅する。

耳栓をやめてイヤフォンで音楽を聴いた。
あっという間に着く感じがして気が楽だった。

診察待ちと薬待ちでどっと疲れたのか
帰宅してパソコンデスクに向かい
薬を飲んだらいつの間にか
うたた寝していた。

このうたた寝で夢を見る。

(あーまた夢かぁ・・・
夢の中で夢を見ている自分を観察する。
見る夢はほとんど父が出てくる夢。
お父さん元気だなぁ・・・)


目が覚めてを見た事を思い出そうとするが
目覚めた瞬間に忘れていた。

珍しい。
だいたい見たはしばらく覚えている。
が、この頃からが目覚めると薄れてゆくのが
早くなってきていた。

隔週のメンクリ通院
先生との面談
薬は変わりなく
通院も地下鉄でできるようになり

季節はになろうとしていた。


今日はここまで


午前中は母と買い出し。
午後は従姉と買い出し。
の、予定だったのだが
昨晩から母の調子があまり良くない・・・
血圧が高くなったり低くなったり
不整脈持ちの母は本当に心配だし
予定が組みずらい(汗)
もちん片付けも出来ないので
今日の活動考え中(笑)

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。