何も持たず「歩くため」に歩く
①ボーッとするために歩こう
どこかへ「行くため」に歩くのであって、「歩くために」歩くことはない。
コンビニに買い物をするついでに歩くとか、犬の散歩のついでに歩くとか…何かのついでではなく、ただ歩くために外に出る。
それをしようと思ったのは、“ボーッとする時間が脳の働きにおいて実はとても意味のあることだった”と聞いたからだった。
それを知って、私は、ボーッとしてていいんだ❗️と少しホッとした(笑)
その時間、意味あったんか。
②手ぶらで外へ出られない
しかし、いざ「散歩に行くぞ!」と外に出ようとしてふと手元を見ると、スマホに充電器、イヤホン、手帳、本…と、何やら大荷物を持っていこうとしていた。
(いやいや、散歩に行くだけなんだから!)
と手ぶらで行こうと思い直す。
だが、もし何かあったらと、スマホを持ってみたり、何か買うかも?電話があるかも?(一度もかかったことないのに)となかなか出発できない。
最後は、死にはしない!っと必死の思いで手ぶらで出かける。
驚いた。
何ももたない(ただぼーっと歩くだけで)なんの目的もないことをするって、意外と難しいことだったのだ。
③何も目的を持たず、何も考えずに歩いてみた!
普段、周囲の環境音が気になりすぎるのでノイズキャンセリングイヤホンをしていたが、今日は何も持ってきていないので、色んな音が聞こえてくる。
鳥の声、遠くで鳴るお寺の鐘の音、風が葉を揺らす音。
車に乗らず歩いているので、知らない小道を見つける。どこに繋がっているんだろう。小さな雑草の花が咲いていて、うちの小瓶に生けようと摘んで帰る。
なんの意味もない、どこに向かうわけでもない時間。ただそれだけなのに、帰ってきた頃にはスッキリした気持ちになっていた。
④繊細さんが今回実践してみて
特にいいアイデアが浮かんだわけではないが、良い時間を過ごしたなという気持ちになれた。丁寧に一つ一つを感じた気がしたからだ。
摘んできたお花はトイレの小窓に飾り、ちょっとしたオアシスになっている。
【みんなのフォトギャラリー】
#気楽に歩く
いただいたサポートは刺繍糸を買うお金にしたいと思います。サポートが活動のモチベーションになります。ありがとうございます(^^)