繊細さん×将棋
私は将棋の中継が大好きです。
その理由は、分からないからです。
「4一角、8六歩…」
解説を聞いても大抵分かりません。
たぶん、私のような人を「観る将」と呼ぶのだと思います。
分からないけど、淡々とした解説が心地よいのです。
NHKのアナウンサーが天気情報を読み上げるかのごとく専門用語が淡々と飛び交います。
分からないからこそ、BGMのように聞き流すことができます。
繊細さんに多いかもしれませんが、
バラエティーや、民間ニュースを見たくない。
見ているとキツイ
と感じる思うことがあるのではないでしょうか。
大きな笑い声や、きつめの言葉、不安を煽るメッセージ、
世界中で起こっている悲しいニュース、衝撃ニュース…
『誰かの悲しみを自分の事のように、同じ痛みとして感じてしまう』
繊細さんにはキツくなってしまうのです。
でも、将棋を見ているときは、分からない言葉を淡々と聞くので落ち着いてきます。
①将棋は分からないからこそ癒される
将棋の中継がAbema TV(スマホで見られる動画アプリ)やYouTubeなどで放映されているのをご存知でしょうか。
その中に将棋チャンネルがあります。
将棋の試合中プロの棋士が次の展開を解説してくれます。
その声をラジオのように聞くのです。
終盤になると秒読みという、残り時間が読み上げられますが、
「30秒〜40秒〜50秒〜1.2.3.4.5.〜」
その力の入っていない読み上げの声。
本当に癒されます。
(棋士にとっては焦りしかないでしょうが)
②ドキドキハラハラも楽しめる
私が将棋にハマったのは例に漏れず、
【藤井聡太】さんの29連勝の活躍があったからです。
若くて素朴な少年が、大天才のプロ棋士にバッサバッサと勝ち進む様はアニメのようで(今ではアニメを超えているとも言われますが)ワクワクするものがあります。
将棋は一見地味ですが、脳内スポーツと呼ばれるほど、脳内は激しく混沌とした道を自分の力で切り開く熱血的な競技なのです。
一手間違えれば奈落の底。膨大な選択肢と制限時間。
にわかファンでも、将棋が何百年も人を魅了する訳がわかってきました。
③見る将・聞く将・描く将
藤井聡太さん(現王位・棋聖)や、あまたの個性的な棋士の面白さ。
AI技術の発達による勝敗表示のおかげで、
将棋のルールを知らなくても、指せなくても感覚的に楽しめるようになりました。
観る将・聞く将・描く将とファンの楽しみ方もそれぞれです。
まず、推しの棋士を見つけると、より楽しめますよ!
ちなみに、Abemaで3月27日から人気棋士参加のAbemaトーナメントが行われます。
将棋は個人戦なのですが、この非公式のトーナメントはドラフト会議によってチーム決めがあり、個性あふれるチームで団体戦をするのです。
普段見られない棋士の面白い人間性が見られて、魅力的な棋士が見つかると思います❗️
いつもありがとうございます❣️
見る将、聞く将として、将棋で感動したことも発信していきたいなと思います。将棋ファンの方のnoteも「スキ」で繋がりたいなと思っています。
繊細さんのまま、幸せになりましょー♪
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