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勉強嫌いな子が前向きに取り組む方法

気が散って勉強に集中できない。

じっと座って勉強するのが苦痛。

途中で絵を描いたり、マンガを読み始めたり集中力が続かない

計画を立てたり、優先順位をつけるのが苦手

よしやろう!とエンジンがかかるまで時間がかる

今やってことをやめ、次にとりかかるまでに気持ちを切り替えるのに時間が掛かる

といった理由で勉強が嫌い・苦手・取り組みに後ろ向きといった状況で勉強に集中しにくい子が多いです。


そうなってしまうのには聞いたこと、言われたことを理解するまでに時間がかかってしまうという脳の特性があるから。

耳からの情報というのは脳内に入りにくいうえに、入ってきた情報を覚えておくことが難しい傾向があります。


勉強は、読む、写す、書く、話を聞く、考える、などやることがたくさん。


しかし、説明を耳で聞き、それを理解するまでに時間がかかる子の場合、理解する前に学校では授業が進んでしまうため、注意深く話を聞き続けることが難しく、わからないままになってしまうと勉強するのが辛い=やりたくないものになってしまいます。

親がガミガミ言えば言うほど、勉強について叱られる回数が増えると、「勉強って嫌なもの」という記憶が脳に定着します。発達に凸凹がある子の脳はネガティブなことを記憶しやすくなっています。

宿題をしない=勉強が嫌いとは限りません。勉強=紙の上での学習学校での学習ではないからです。しかし、授業についていけない、勉強が理解出来ない上に、親からの圧で嫌な記憶が定着しているため、学習に対するモチベーションは低下していきます。

学習嫌いになってしまうと今後『自分の好きなことを学ぶ』機会と『好きなことを極める楽しさ』を知ることなく人生を過ぎていってしまうことになりかねません。それは紙の上に正確に答えを書き、点数を取ることよりも遙かに大きな人生の損失になってしまうと私は思います。

そんな勉強を少しでも前向きに出来るように親が毎日出来ることがあります。

それは『できていることだけ』そのまま言葉に出して褒めてあげるだけ。


①できない部分があってもそこはスルー。『できている』ところだけを褒める

②最後まで出来なくても「ここまでできたんだね。」『自分でここまでとけたんだね』など、ここまでやった経過を褒めること

「おっ、出来たじゃん」
「もうできたの!」

となど、1問やるごとに褒めて、子ども自身に自分ができていることを認識させます。子どもに「できた!」という達成感生まれて、次もやってみようという気持ちになっていきます。やる気アップにつながります。
出来た達成感と褒められた認証欲求の持ちが満たされると勉強もやってみようかなとスイッチが入るようになります。

どうしても、漢字が違っている、計算ミスした。など苦手やできていないところに注目して、そこばかり努力させようとしがちですよね。

できない方に注目される勉強の仕方だと自信をなくし、「やりたくない」と逆効果。

子どもが勉強嫌いになってしまう理由のひとつに「ガミガミ言われる・叱られる」ということがあります。


できない・やる気がない・努力していないとレッテルを貼られたら誰だってやる気を無くします。


また、子どもによっては、間違えたことに対して叱られることも、極端に嫌がったりする特性がある子もいます。


否定的な声かけや対応は、こどもには嫌な感情が先に入ってきてしまうため、脳の情報処理の効率も落ちます。脳にネガティブな言葉がインプットされると、勉強=嫌いとして記憶されていきます。

どうしても夕方や寝る前の忙しい時間は家事が渋滞してイライラしがち。勉強を見てあげるときは家事や、用事の合間ではなく、必ず時間を作ること。

子どもの集中力は持って30分。その中で全ての宿題につきっきりになるのではなく、どうしても見てあげる、みたいものに絞って30分だけは時間を作ってみてはどうでしょうか。

まずはママが学習方法の視点を変えてみることから始めませんか?

がっつり睨みをきかせて居座るのではなく、横でお茶を入れたり、本を読んだりしながら、気持ちに余裕がある中で子どもに「できてるね!」「がんばってるね」の肯定の言葉で寄り添えたらいいですね。

そんなこんなでお母さんと子どもの未来に選択肢を広げるため個人でHPを立ち上げました。よかったら是非覗いてください

https://www.tf-project.net/



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