柿の成長記録|7月の振り返り
さて、少し遅刻気味ですが7月の振り返りです。
こんにちは、鈴木農園です。
三重県伊勢市で柿栽培をしている農家です。
7月下旬の柿のサイズ感。
直径が5cmを超えてきたあたりでしょうか。
ごつごついろんな形のある蓮台寺柿ですが
その形には大きく4つの型があり、
当園の柿は「在来型」という型の割合が多いです。
在来型は甲が高くて直径としては少し小ぶりに見えますが
まあ順調な成長度合いかなと思います。
大きく育っている最中の柿ですが、
最近の猛暑続きで少しダメージが溜まってきているようです。
わかるでしょうか?
緑色の実に茶色くなっている部分がありますよね。
そう、日焼けしています。
摘果で下向きの実を優先して残す理由がここにあります。
上向きで直射日光にさらされた実は、
高温になるのが原因で日焼けが多くなってしまいます。
葉っぱの日陰効果を実感しますね。
大抵は表面が小麦色になる程度ですが、
一部の柿では特に焦げるような焼け跡と
ひび割れが出るほど!
痛々しいですね‥‥‥
焼けてしまった実は優先して取り除きます。
なんとか目標の日程までに
摘果の作業を終えることができました。
摘果がおわればひと段落。
摘果の見落としや柿の状態を見回りながら
当分は草刈りがメインの作業になってきます。
夏の農作業は
帽子・サングラス・フェイスマスク・空調服
の完全防備スタイルで対策しています。
熱中症対策は気をつけていきましょう。