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27枚限定、10枚限定の懐かしいカメラたち

こんばんわ、加藤沙也佳です。

主に30代のみなさまへ。
小学校・中学校の遠足に持っていく必需品はなんでしたか?

500円までと決められたお菓子、トランプ、レジャーシートなど、、、いろいろあると思います。
わたしは、カメラでした。

遠足の思い出は、27枚限定

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当時、デジカメというものがあったのかどうかの記憶は定かではないのですが、わたしの必需品はインスタントカメラの″写ルンです″でした。

遠足前、修学旅行前に、カメラ屋さんで1〜2個買っては、ここぞという撮影シーンに限定して節約しながら撮影していました。

今のスマホと違って、撮影可能なのは27枚限定。
しかも、1枚撮影する毎にフィルムをカリカリ巻き直す必要があるため、連続で撮りたいときはタイムロスも気にしながらの撮影でした。

それでも、自分で好きな時に撮影できるっていうのが嬉しくて、毎回持っていってはフィルムを全部使い切って、遠足を終えていました。

特別な瞬間は″チェキ″で切り取る

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″写ルンです″がイベントの必需品だとしたら、″チェキ″は特別な瞬間を切り取るツールでした。

幼馴染の親友と撮る、学校の特に仲良い友達と撮る。
″写ルンです″は現像する時に複製できても、″チェキ″はできないから、私にとってより特別な1枚でした。

お互いメッセージを書き合って渡すこともできたので、誕生日に撮ってちょっとしたお手紙にもしたり。

10枚限定で、大切な人とだけ撮るものでした。


もはや10年前のスマホが普及した2010年以降はもちろん、その前のガラケーの時代から、写真は「何枚でも撮れるもの」に変わって来ました。
1枚1枚に一気入魂していたころとは打って変わって、良くも悪くも写真の重みが変わって来ているなと感じます。

とはいえ、たくさん撮れるということは、渾身の一枚を誰でも撮れるようになったということ。

InstagramやTwitterなど、誰でも写真を発信できるようになったのは、こういった背景があるんだろうな〜と思いました。

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