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写真っておもしろい!憧れを形にする撮影プランナーのお仕事とは!(vol.1)

おはようございます、加藤沙也佳です。

今回は、プロフィールにもある撮影プランナーのお仕事について2回に分けて書いていきます!

とはいえ、私がその会社に在籍していたのは、社会人1年目(2014年)の4月から1年とちょっとで、とっても短かったのですが、

でも「魅せる仕事ってこんなに楽しいんだ!!」ってことをたくさん教わりましたし、仕事としてやること全部に夢中になって取り組んだ仕事でした。


撮影プランナーは『写真を構想する』仕事

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私はカメラマンでもなければデザイナーでもありません。
学生時代もデザインなど関わりのない文学部心理学専攻だったし、カメラは卒業旅行前にそれっぽいかっこいいデジカメを買って景色を撮りまくった、くらいの普通の人でした。

必要だったのは撮影対象を愛する気持ちと、「本当にこんな場所あったらいいな」「想像したものを形にしたい」といった、ちょっとした遊び心でした。

私が撮影プランナーとして行っていた仕事は主に2つ。

1. 新商品の写真の撮影プラン、計画立て、撮影立ち合い
2. 3D写真の作成依頼

今回は1つ目について書いていきます!

撮影のプラン立ても立ち合いも、ずっと心が動きっぱなし!

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まずやることはメーカーさんに新商品を見せていただき、どんな写真にしていきたいか打ち合わせます。
私が当時担当したのは、カーテンと床材。
カーテンを実際に見せていただき、触りながらどんな空間にどんな形で使用して欲しいか、どんな小物を使いたいかなどをヒアリングします。
そしてその内容をカメラマンやスタイリストに伝えて、撮影したい写真のイメージを、1カット毎にA4サイズの「撮影シート」にまとめます。

この時点で、実際に撮ったらどんな風になるんだろう!と想像するだけでウキウキが止まらなかったです。

1つの商品(柄)につき、部屋をイメージした空間を作って撮影する『施工写真』と、カーテンを近くで見たときの生地感を表現する『寄り写真』の2カットを主に撮影します。

施工写真を撮るにあたって、1つの空間をスタイリング+撮影するに1時間ほどかかるので、1日フルで使っても8カットが限界。1つのスタジオで2箇所交互にスタイリングしても12カットがいいところでした。
特にカーテンの撮影は窓の大きな場所を使うので、冬は寒くてまあまあ地獄。笑

撮影は、大小合わせて150カット以上にもなる時もあり、撮影期間が始まると、1週間以上は出張先の撮影スタジオやロケスタジオにこもりっきりになります。

ですが、目の前で繰り広げられるのは、カラフルでポップな子供部屋、ナチュラルなリビング、ラグジュアリーな寝室など、「こんな部屋、1回住んでみたかった!」と思わせてくれる空間が次々と組み立てられてはカメラに納められていく現場でした。

カメラマンが何枚か撮った写真を、メーカーさんと一緒に目視確認して細かくチェックしていく。
ベストなアングルか、カーテンの開き具合はどうか、小物の位置は変じゃないか、写真の中の商品が写っている割合はどれくらいか、、、など、メーカーさんによって好みも違います。

そして最終的に「これ!」となった写真を、会社に戻ってその日のうちに修正依頼などかけたりして整えて、納品していきます。

1枚1枚商品が撮影されていくたびに、
写真という手段を使って、そのカーテンにさらなる魅力が付加されていく瞬間を見ているのは、本当にロマンあるお仕事でした。

そうしてすっかり写真の虜に!!そして将来の夢に

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そうやっていろんな撮影現場に行くうちに、目もだんだん肥えて、どんな写真が見ていて「気持ちよく」って、どんな写真が「気持ち悪い」か、なんとなく感じられるようになった頃には、すっかり写真の虜に!!!

これまでいろんな会社に転職してきましたが、1番楽しかったし、充実していたし、心が動く仕事でした。
今でもその瞬間に立ち会い続けることは私の夢ですし、将来やりたいことの1つにつながっています。

そして明日は!
撮影プランナーのもう1つのお仕事について書いていきます♪

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