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#3D写真 より本物っぽく、リアルに見せるために

こんばんわ、加藤沙也佳です。

これまで散々3Dについても触れてきましたが、今回は3Dの製作依頼をするときに「いかにも3Dっぽくならないように」大事にしていたことをご紹介します。
3Dについての記事はこちら。

あくまで社会人1年目、2年目当時の私が必死こいてやってたことなので、今はもっと効率良くやられてる方も多いかもしれません。

「3Dっぽさ」とは?

例えばこちらをご覧ください。

いいか悪いかは置いておいて、なんだか、「めっちゃ3D」って感じがしませんか?
当時の私の仕事的には、これはちょっとアウトでした笑
「もっとリアルっぽく」と依頼したりしたものです。

逆にこちらはどうでしょうか。

こちらは、なんだかとってもリアルじゃないですか?これも3Dです。(この写真は、私の転職前最後の仕事でした笑笑)

何が写真を「3Dっぽ」くさせるのでしょうか?

光、質感、整列具合

主にポイントは3点。
1.光の加減
2.置いてあるものの質感
3.置いてあるものが整列しすぎ
などが挙げられます。

1. 光の加減
光と影を制するものが写真を制するといっても過言ではありません!!!!!
3D制作において、最も重要視されていたのは、光の加減調整でした。
・光源はどこか
・どれくらい強い光なのか
・光が差し込む角度は
・影がちゃんとあるか
・その光によってできる影の向き、濃さ、長さは適切か
などなど、、、いかに自然な光と影なのかをよく見ます!
これが嘘っぽかったりすると、途端に3Dっぽくなります

2.置いてあるものの質感
例えば3Dっぽいものの写真の、テーブルの上のリンゴ。

そんなにリンゴって表面ツルツルだっけ?ってくらい光ってます。
また、家具もやたら光沢素材のような雰囲気出してますが、普通に考えると木材でしょうし、そんなに鋭利に見えないはず。。。
ちょっと触ったら指が切れそうな感じをなくしてもよいかもしれません。
などなど、質感をよく見ます!
とはいえ、布の柔らかさの表現は3Dの苦手とするところなので、出来るだけ置かないようにしてもらいます。

3.置いてあるものが整列しすぎ
先程の写真の中央奥側にある包丁。
あんなに綺麗に整列するかな?というところです。
綺麗すぎても3D感が出過ぎるので、あえて整列を乱してもらったりもしました。


もしかしたら他にもあるかもしれませんが、ひとまずこの3点気をつけたら、リアルになるかも?!
参考までに。

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