僕の“名刺代わりの漫画”についてあれこれ
以前、Twitterをしていた時に「名刺代わりの小説10選」を投稿したことがあり、そのスクショはnoteに記録してある。先日、再びXを開始したので、今度は名刺代わりの漫画10選を投稿したので、こちらも記録しておこう。
アカウント削除した場合にそなえて、文字化しておく。順番には特に優劣などの意味はない。以下、敬称略。
つくみず『少女終末旅行』
山田芳裕『大正野郎』
大和和紀『はいからさんが通る』
手塚治虫『ブラック・ジャック』
加藤元浩『Q.E.D.証明終了』
菅野文『薔薇王の葬列』
杉谷庄吾【人間プラモ】『映画大好きポンポさん』
宮崎駿『風の谷のナウシカ』
池田理代子『ベルサイユのばら』
木尾士目『げんしけん』
あくまでも好きな「漫画」であることに注意した。例えば、僕はアヤナミストを自称しているが、ここにはエヴァが含まれていない。それは僕の中でのエヴァが好きな「アニメ」という認識だから。
とはいえ、これらの好きな漫画のほぼ全てが映像(アニメ・映画)化されていて、そちらも好きなことは言わずもがな。
それぞれの作品についても、やはりというべきか、時折noteには登場している。リンクが多くなるので、今回は僕から紹介はしないけれど。
僕の趣味を簡単にジャンルで示せば、SF、ミリタリー、美少女、ミステリー、オカルト……といったサブカル具合。オタク第何世代ですか、といった感じのラインナップ。
だが、思うにこれらの好きな漫画は必ずしもこれらの影響を受けているとは言い難いかもしれない。個々に描写として含まれていても、SF漫画であるとか、オカルト漫画であるといった内容ではない。その辺りが自分で集めてみても、なかなか面白い。
いや、むしろ、これらの好きな漫画を統合した<僕>という存在が、SFや美少女ものとを結びつける、ひとつの思念・鍵となっているのだろう。
その事を肯定し、そうありたいと望んでいればこそ、ひとつのジャンルにしか棲息しない“推し活”に違和感を持つこととなっている。
ホームジアンでありアヤナミストである、というのも、実際はなかなか奇妙なことなのだ。
半ば偏見めいた言い方をすれば、僕の中にはハイカルチャー(貴族・紳士)への憧れと、サブカルチャーへの親しみが混在して、僕を構成している。
とどのつまり、班目先輩(『げんしけん』)のいう、「なろうと思ってオタクになった訳じゃないから、オタクはやめようと思ってもやめられない」というものか。趣味を増やすことはできるだろうけれども、どれが定着するかなんて、触れてからしか分からないし、「ご趣味は」という一言では人は測れない。
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