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蔵書目録をはじめた。

 冬になったらアニメ「Kanon」を観よう。毎年ながらそう感じているのだが、ふいに同じくKey作品「AIR」の名曲「鳥の詩」を聴いたときに、そういえば高校の頃の友達に勧めたら、気に入ってくれてたなと思い出した。

 するとどんどんと気持ちは過去へと進んだり、最近のことも思い出したり。ホームズやチェスを小学校から高校の間で、親しい友人に勧め、そして気に入ったり、一緒に楽しんだこと。
 僕のプレゼン力だとは言うつもりは決してない。彼らだって、きっと交流の手段として選んだだけかもしれない。
 だけども、聞き入れてくれる相手がいたことが、自分の趣味嗜好を伝えることを好きになれる一歩として、重要だったはずなのは今更ながら気が付いた。小説はたしかに遺書のように、自分の存在を残すために書き始めた節がある。
 けど、noteはまったく動機も心理状態も違う。綾波宗水という人間の想いに共感してくれる人がいるのを知れたからこそ、エッセイに特化して定期的に書いていこう。そう感じた原点を、雪がふろうとしている“奇跡”の季節にかみしめる。

 そんなことを考えながら、昨晩より少しずつだが、「ブクログ」というサイトで、持っている本の登録を開始した。
 つまりは蔵書目録としての利用。これがなかなか大変。
 だけども、未読ゆえに、古本屋でまたしても同じ本を買いそうになる、ということも増えたので、管理のためにはじめてみた。

 ちなみに、サイト自体に登録されていない本もあったり、漫画をシリーズで登録していることもあるので、実際の数字はもう少し多い。
 専門誌や雑誌も本来は本棚にあることを思えば、本棚登録数にそれなりに足して考えてもらってもいい。
 電子書籍はもっていないので、実質上、およそ800冊の蔵書が存在している。

 まだまだ買いたい本はあるのだけれど、財布や読書時間(積読)と相談しながら、目録をよりコレクションとして高めたいと思う。読書家でありつつ、蔵書家であり、そしてまた、そこから得た何かを親しい人などにオススメし続けたい。

「汗牛充棟」(かんぎゅうじゅうとう)
蔵書がきわめて多いことの形容。本が非常に多くて、牛車に積んで運ぶと牛も汗をかき、家の中に積み上げれば棟木むなぎにまで届いてしまう意から。

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