見出し画像

運動脳~なぜ運動が脳に良い影響を与えるのか?~

どうも!づーみんです。note初投稿です。今回は、「運動脳」という本を読んでみたので、感想も含めて投稿します。

前著の「スマホ脳」を読んで面白いなと思っていた著者が新しく書いた本ということで、ジャケ買いならぬ著者買いで即購入。

自分自身、コロナ禍でランニングが習慣となり、心身共に調子が良くなっていたことを実感していたので、その裏付けを知りたいなと思いながら読み進めました。

感想としては、本書で書かれている運動を通じて得られる脳への働きが、まさに自分に身に起こったなと思います。

それでは、自分の体験も踏まえながら、本の内容に触れていきます。


〇運動によって起こる脳への働き

運動による効果として、このような働きが脳に起きると著者は説明します。

・ストレスを取り払う
・集中力を取り戻す
・意欲が湧き目標に突き進む
・記憶力を高める
・アイデアが生まれる

自分の身に起きたことと合致するので、体験談も踏まえて書いてみます。

・ストレスを取り払う
これはもうめっちゃ実感します。仕事でストレスが溜まった際はランニングで発散するようにしていました。イライラ、モヤモヤがたまっても、走り終わると不思議と気分がスッキリして、よしまた頑張ろう!という気持ちになりました。逆にコロナ禍になって外出が減っていたタイミングで、ランニングしてなかったら、絶対に心身ともに病んでただろうなと思います、、、汗。

・集中力を取り戻す
これは運動した時と、運動してない時でその差が歴然ですね。特に朝に運動をした日は気分スッキリな状態で仕事に臨めるので、仕事スイッチが早く入りバチっと集中できますが、寝坊して朝に運動できないと、ぼーっと体も脳も起きない状態で仕事が始まり、基本ぼーっとしたまま1日が過ぎてしまいますね笑。


・意欲が湧き目標に突き進む

目標達成意欲が間違いなく高まったなと感じます。ランニングすると、よし次もこの目標に向かって努力をするぞ!という意欲が湧いて非常に前向きに気持ちになります。目標を達成するのが気持ち良くなるので、挑戦意欲もわいて、新しい目標を立てるのが楽しくなりました。
づーみんはそうして、毎月100キロを走る目標を達成するのが楽しくなり、ハーフマラソンや、気づけばフルマラソンにも挑戦するようになりました。笑

・記憶力を高める
特にランニング中に見聞きしたことはよく覚えています。特に走りながら聞いていたアマゾンオーディブルは、本の内容だけでなく、どこを走りながら聞いていたかまで覚えてますし、その時の感情も覚えています。

特にランニングをテーマにした、ドラマ化もされた池井戸潤さんの「陸王」は淀川で聴きながら走って、感動したあまり泣いてるのを覚えています笑。

池井戸潤さんの小説は、中小企業の親父達が大企業相手に立ち回るジャイアントキリング的な要素や、濃ゆい人間ドラマが描かれたりで、心動かさせる名作が多いのでおススメですね!(脱線しました笑)


・アイデアが生まれる

→ランニング後に「そうだ!あれをやってみよう!」と仕事やプライベートでのアイデアが降りてくることが幾多もありました。ずーっと考えていた訳ではないんですが、ふっと降りてくる感じで、不思議ですね~笑

ということで、運動によって脳に起こる影響を自身の体験談も踏まえて書いてみましたが、本に書いてあることがほぼ自分の身に起きているので、間違いなさそうです!運動ってすごいですねー!笑

〇運動することで脳に何が起きているのか?

では運動することで何が脳に起きているのでしょうか?
詳しいことは本書を読んでもらいたい(よくわかっていませんw)ですが、ドーパミン放出やら、海馬に刺激が与えられるやらで脳に良い影響があり、脳内物質が放出されるそうです。

個人的に納得したのは、運動によって血流が良くなり、脳の血流も良くなるということ。だから、ウォーキングよりは、ランニングの方が心拍数が上がり、血流も良くなるので、おススメをされていました。

〇なぜ運動が脳に良い影響を与えるのか?

個人的にも興味深かったポイントですが、なんでこんなに運動が脳に好影響を与えるのか?

それは、「運動が生存の可能性を高める行為だから」だそうです。どういうことかというと、人間の脳は、狩りを主体としていた1万年前の原始人から進化していないからだと著者は説明します。獲物を刈ったり、危険な猛獣から逃げたり、住みやすそうな住処を探したりすることで原始人は生存の可能性を高めていました。そして、身体を動かすことで、脳はドーパミンを放出して気分が爽快になるようにプログラムされている。なぜなら、それは運動が生存の可能性を増やすからだと。

そして、人間の脳は1万年前から進化していないため、現代を生きる私たちにも同じようなメカニズムが残っているそうです。つまり、体を動かして生存の可能性を増やした行為(=運動)をすれば脳はそれを繰り返させようと快感を与えてくれます。だから、ランニングやウォーキングをして家に帰ると、脳は食べ物や新しい住処を探していたと解釈して、報酬として脳に多好感を与えてくれる、と。

逆に運動せずに調子が悪くなるのもこの原理で考えると分かりやすく、1日家に座っていると獲物も得れず、新しい住処も得れないから脳報酬を得れないのだ。

これはなるほどー!でしたね。この原始人のメカニズムが目覚めるのは、特にトレイルランニングをしている時に感じます。山の中を駆け回り、飛び跳ねたりすると自分の中の野生の感覚?が呼び起こされるようで、脳がビビビと目覚めるような感覚になる時があります。自分の中の野生のDNAが目覚めて、獲物を刈りする時のような感覚に戻っているからなのかなと感じました。笑

トレランで野生の感覚が目覚める?

〇結論

ということで、運動脳の内容と感想について書いてみましたが、結論としは、少しだけでもいいから、走ろうぜ!運動しようぜ!ということですかね。

著者も最後にこのように語っています。

たとえわずかな一歩でも脳のためになる。もちろん5分よりは30分の方がいいが、5分でもまったく価値がないわけではない。あたなが楽しいと思える活動からしてみよう。

「運動脳」 P355

言葉よりも実践が大事なので、ぜひ運動する習慣をつけていきたいですね。運動で得るものは大きいですよ!

以上、お読みいただきありがとうございました!!!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?