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2022年8月の記事一覧
【日本の酒場史】関西のチューハイが甘い理由
狭い日本といっても、稚内から石垣島まで直線距離で2,800キロ。ヨーロッパの地図に当てはめれば、デンマークからポルトガルを通り過ぎ、モロッコに達するほどの距離があります。そのため、各地の文化や気候の中で様々な郷土料理がうまれてきましたが、お酒にも土地土地によってことなる「郷土酒」が存在します。
さて、東京の郷土のお酒といえば何になるでしょうか。太田道灌が江戸を開発した頃は、まだ米を原料にした日本
酒場好きはバーへ行こう!
「居酒屋は食事の延長線にあるけれど、バーは自分の日常には関係ないように思える」
このようなイメージで「バー」を特別な場所のように思っていませんか。
筆者は、バーは大衆酒場の延長線にあるものだと考えています。たしかに敷居は感じますし、カクテル1杯1,000円前後と酒場のチューハイと比べれば割高です。ですが、酒場に求める「人情」や「地域の色」というのはバーにもあります。むしろ濃いくらいです。予算も