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【ニーズとウォンツ、盛り込み過ぎては失敗する件】

年齢も仕事も違う3人の女性が、【お題のビジネスワード】をネタに「文章」「漫画」「毛筆」でそれぞれが自由に発信。とかく難しくて固くなりがちな起業やビジネスの空気を少しでも柔らかく出来たら幸いです。

ニーズ(Needs)は「お客さんが望んでいるもの」で、ウォンツ(Wants)は「ニーズを満たす特定の製品やサービス」になる。そして「自分の製品やサービスがお客さんのニーズをちゃんと満たしているのか?」の問に、胸がザワつく人は多いと思う。

個人事業主としてビジネスをスタートさせたけど、商品が売れないと自信がなくなる。

「じゃあ、コレもつけようかな?」「アレもつけたらお得感が出るかな?」「アレとコレとソレを着けたらどれかが受けるかな?」と、気がついたら「全部盛り!」みたいな・・・。そんな迷路に迷い込んだ時は要注意かも。

盛り込めば、盛り込むほど実は商品(サービス)の軸がブレる。

個人的には全部盛りにせず「別々の商品(サービス)」にする方を選ぶな。理由はその方が「お客さんが選びやすい」=「買ってもらいやすくなる」から。

以前、中華街の名店がマンマと真逆の商品を出していて、そこからのこれは生きた教訓。

思わず写メまでしちゃったその料理は「鰻」と「チャーシュー」がのった「うなぎチャーシュー麻辣丼」。

お店の説明文によると「うなぎの蒲焼きとチャーシューの麻辣ソース丼」なんだが、これを分解して解説すると・・・
・「ふっくらとした身と脂の旨味が溶け出したタレが魅力のうなぎの蒲焼」
・「しっかり味を漬け込んだ豚肉をじっくりオーブンで焼き上げたチャーシュー」
両者とも「和食」と「中華」の差こそあれ「独特の甘いタレ」が特徴のこの双璧に対して「麻辣ソース」で挑んでいる。

「麻辣」とは「花椒(中華山椒)と唐辛子が織り成す痺れと辛さ味」のこと。辛いもの好きには外せない要素だ。

インパクトはあったが、私は別々で食べたいと思った。
3つの味がどう折り合いをつけるのか?胃袋がザワつく。

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