見出し画像

祝・3年連続4回目!!

今回で岡山への「ジャムの旅」は
3年連続4回目。
(甲子園の出場校紹介っぽい…)

もう来たというより帰ってきた感が強い。

迎えてくださるブリガーデンの原田さん、山下さんも「昨日も会ってたよね。」くらいの温度感。

さっそくいちじく担当の山下さんに、今年の黒いちじく「ビオレソリエス」と、白いちじく「蓬莱柿」の状況を見せていただく。

今年は雨が少なくて暑かったせいか、白いちじくの収穫数がいまいちだと…。

黒いちじくはまだまだ元気な実がなってるな。

どの作物もどの地域も天候によって収穫量が大きく左右される。

特に今年の夏は暑かったね…。

どこに行ってもそんな話になる。

「露地ものしか使わない」

そういうこだわりを持った地元の方にお会いできた。

いちじくの味の濃さやコク、余韻などがハウスとは全然違うという。

僕はそんな深さまでまだまだ辿り着いてないけど、考える人はそこまでこだわるのか〜、と感心させられた。

昨年は僕も露地の白いちじくを収穫したけど、鬼のように蚊に刺されたことしか覚えていない。
そのレベルである…。

恒例になった「ブリガーデンキャンプ場」に原田さんと一緒にテントを張り、明日早朝からの収穫に備える。
忙しい仕事中なのに一緒に遊んでくれて嬉しい。
ありがとう、原田さん。

山下さん。にこにこやん。
原田さん。相変わらず渋い…。
今年は「映える」ロゴの下で。


月がきれいな夜だった。

地方の畑に来ていつも感動する。

月がこんなに明るく暗闇を照らすものか。

広大な笠岡干拓地のど真ん中。
明かりなんてひとつもないから月の明るさを実感できる。

月の明かりで自分の影ができる。

都会ではありえない。

瀬戸内海の島でも、やんばるの森でも、弘前のりんご畑でも月の明かりに圧倒されたな…。

この先もずっとそんな景色を見ていたい。

ふとドラゴンボールの孫悟空を思い出した。
満月を見て巨大ザルに変身するなんて怖っ…。

全然関係ない話です。

笠岡干拓地の夕暮れ。


もう9月末だというのにまだ暑い。
朝6時から7時半まで収穫したが大汗をかいた。

暑いから半袖で作業したいけど、蚊の餌食になってしまうからね。
長袖で作業だ。

単純で黒いちじくは色が黒いから見つけやすい。

白いちじくは手こずる。
実が少ない時期だし、色も白いからなかなか見つけられない。

「あっ!見つけた!」

慌てて取ろうとすると、立派ないちじくの枝にごつんと頭をぶつける。帽子を何回も落とした。

完熟したいちじくの蜜が顔に垂れてきてベトベトになる。

「うわ〜!」

早朝のいちじく畑でひとり叫ぶ。

「畑の中心で愛を叫ぶ」

ハタチュウ…

ぱっくり割れとんな〜
黒く光る!
「黒いダイヤ」ビオレソリエス
蓬莱柿。「ほうらいし」と読む。

さて…

たくさん収穫したから頑張ってジャム作らないとな。

毎年なぜかいちじくのジャムはよく売れる。
人気なんです。
ありがとうございます。

だから今年は気合い入れて倍の量を作った。
売れずに余ったらどうしよう…。

みなさん、買ってください。(笑)

今年は頑張ったジャム作りのご褒美に、後楽園近くの素敵なブリュワリーで乾杯した。

大汗かいた後のビールは沁みる。
旨い。

岡山の街はいいな。
去年は後楽園を散策した。
今年は素敵なブリュワリー。

次回は…。

もっとディープな岡山を知りたいな。
(畑でテント泊もそこそこディープか…)

色がきれいな蓬莱柿ジャム
フランスの「ヴァンショー」をイメージしたビオレソリエスのジャム。
素敵なブリュワリー

過去のブリガーデンさん話もどうぞ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?