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【おふとんな日々Vol.77】選書、はじめました

こんばんは。
毎週水曜日更新、fumiさんと旬香の交換日記「おふとんな日々」第77回です。
本日7月24日(水)は旬香が担当いたします。

あっという間に夏本番。梅雨ってありました?
今月末からはじまるパリオリンピックのバレーボールがとっても楽しみです。

それから、やっとこさ仕事が決まりました!8月1日から新しいお仕事です。

ここ3ヶ月就活特有のプレッシャーを感じ続けていたのでやっと解放された気分です。新しいお仕事も最初は大変だとは思いますが、お仕事があるありがたみを感じられそうです。


初!選書してもらいました。

読んだ本をおすすめし合うことはあっても、私自身に合わせて選んでもらったのは初めてでした。

一言でいうと新鮮!
今まで自分では選ばなかったジャンルを切り拓くことができて、自分では思わなかった方向から心を解きほぐしてもらえた気がします。

驚いたのはその幅の広さ。
普段私は興味のある本ばかり読んでいるのでジャンルに偏りがあります。fumiさんは図書館で幅広いジャンルの本に触れてらっしゃるので改めてfumiさんだからこそできることだと感じました。


選んでもらった本の感想

選んでもらったのは全部で6冊。

それぞれの本についての紹介は前回のfumiさんのnoteをぜひお読みください!

6冊のなかで読めたのは太字にしている3冊。

・丁寧に暮らしている暇はないけれど 時間をかけずに日々を豊かに楽しむ知恵(一田憲子)
・華岡青洲の妻(有吉佐和子)
・ミトンとふびん(よしもとばなな)
・「美しい」のものさし(AYANA)
・メメンとモリ(ヨシタケシンスケ)
・物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50(福田里香 絵・オノナツメ)

ドカっと購入できたらいいのですが、そうもいかず…お財布と相談しながら今後の読みたいリストに入れておこうと思います。
「メメンとモリ」は図書館の順番まち。待ち遠しいです。

それぞれ感想を書いていきたいと思います。

丁寧に暮らしている暇はないけれど 時間をかけずに日々を豊かに楽しむ知恵(一田憲子)

fumiさんの言葉を借りると「無理しない、でも快適に暮らしたい」を叶えてくれる一冊。

作者の日々の暮らしからヒントをもらえる一冊でした。
例えば「『ついで』の組み合わせをする」「油の瓶の口は拭かない」などなど。

読んでみて感じたのは、意外ともう「気持ちいい暮らし」を作れてるみたい?だということ。

例えば「ゴミ箱の中を拭く」については、我が家のゴミ箱は全部洗える素材。ビニール袋をセットしていますが、それでも汚れるのでたまに水ですすいで乾かします。リビングの大きなゴミ箱は布製のラック。これも外して洗えます。

以前は大きなキッチン専用ゴミ箱を使っていましたが、コンポストを導入してゴミが減ったことと、キッチンの近くにメインのゴミ箱を設置したことから引っ越しを機に処分。S字フックにかけたビニール袋で済むようになりました。

この夏も大活躍のLFCコンポスト。堆肥を撒く場所がある方にはお手軽でおすすめです。分解しきれないバナナの皮なんかも、一旦入れて完全に乾いてからゴミとして出しています。

「服はたたまない」も10年近くやっていること。一番苦手な家事が服を畳むことなので同じ形のハンガーを揃えてすべてハンガーに干しています。服はそのままクローゼットへ。タオルだけ畳みます。

そんな感じで、思っていたより暮らしは整っていて満足していることを再確認できました。

ひとつ取り入れてみたのが「毎日掃除する」。ついつい汚れが気になってから…と後回しにしがちです。毎日と聞くと意識が高そうですが、30分だけなので案外あっという間。1日1つずつ綺麗にしてみたら、なんだか気持ちがスッキリしました。

フルリモートワークでお家でちょっとした時間があるからこそ合っているかも?と思ったので、徐々に習慣化していきたいです。

そして作者の一田憲子さんを知れたのが一番うれしいポイントでした。もっと読みたくなったので作者名で検索して、「もっと早く言ってよ 50代の私から20代の私に伝えたいこと」「『私らしく』働くこと: 自分らしく生きる「仕事のカタチ」のつくり方」などを手に取ってみました。

選書してもらったからこその出会いに感謝です。

華岡青洲の妻(有吉佐和子)

結構たくさんの本を読んできましたが、実は歴史小説を読むのは初めて。映画は好きで「燃えよ剣」「海賊と呼ばれた男」は面白くて記憶に残っています。

fumiさんとの作戦会議でも話したのですが、今の自分に干渉しない物語を読みたい気分にピッタリフィットしました✨

麻酔薬を完成させたという偉業よりも嫁姑のリアルな感情に生々しくスポットが当てられていて、どちらかといえば人物に興味のある歴史好きには最高でした。

歴史系YouTube動画はよく見るので、これからは読むジャンルが広がっていきそうです。

いつも見ていておすすめの歴史動画はこちら笑

ミトンとふびん(よしもとばなな)

以前fumiさんとお会いしたときにも、よしもとばなな「サンクチュアリ」をプレゼントしてもらいました。自分から進んで読むことがなかったので、人生で2冊目のよしもとばなな作品です。

いくつもの出会いと別れがあるのにも関わらず、なんだか劇的でないというかふわふわしたまま進んでいくので不思議な没入感があって新鮮でした。

ちょうど就活中で軸がはっきりせず「どう考えていいか分からない」状態だった私にはこのはっきりしなさが心地よかったです。

旅をする描写が多く出てきたのもうれしかったところ。仕事をやめてから元同僚が旅行に出かけたり会いに来てくれたりするのを横目にどこにも行かなかったので、旅先で食事をしているような感覚を味わえました。

読んだ後にどうだったかうまく言葉に表せない。でもちょうどよかった。そんな不思議な感覚でした。


また選書をお願いしたい!!!

ということで、fumiさんに選書してもらった本の感想を書いてきました。

結論から言うと「また選書してもらいたい!」

このnoteを読んでくださる方にもぜひおすすめしたいです。
「興味あるな」という方はコメントや公開中のマシュマロ、それぞれのXなど
からお気軽にお声がけくださいね。

自分で選ぶのとは全く違って新鮮味があるし、自分では手に取らなかっただろう本ばかりで選書の価値を感じました。

選んでもらったのはちょうど仕事を辞めることになって面接三昧だった頃。そんなもやもやの多いタイミングで選書してもらえたからこそ、今の気分に合った新規開拓をできました。

新しい本との出会いは「世界を広げたい!」など前向きなタイミングで求めることが多いかもしれませんが、今回の私のように「モヤモヤしているけど切り拓く元気もない」ってときにもちょうどよかったです。

きっと気分によって全く違うはず。例えば新しいお仕事を始めてしばらくしてからならまた違った本を選んでもらえるのかと思うとワクワクします。

fumiさんからも「楽しくなった」「ハッピーの連鎖」とうれしい言葉をもらえたので、ぜひまたお願いしたいです!


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