プレゼントを買いに
今年の春からスタートした新事業の結果は
「生徒のみんな」
「この子たちが今いる」ってことだけではないかと思うんです。
この子たちが私たちの仕事の結果だとしたら、
もう大成功じゃないかと思うんです。
甘い と言われるかもだし
生徒少なっ って言われるかもだし、だから
大っぴらに言ってないけど(^-^;
ずっと休まずに通ってくれている彼らにありがとう って
そもそも私たちの教室を見つけてくれてありがとう って思っているし
来年も一緒にやっていこう って思っているし
全員集合してクリスマス会をしようとも考えたのだけど
自分たちの時間がとれないのと
彼らもそれぞれ、そんなに他の曜日の子たちと会いたいとも思ってなさそうなので
せめてクリスマスプレゼントを渡したいと思ったのでした。
内容はだいぶ考えた。
スタッフにも具体的な案をあげて相談した。
小中学生のお子さんを持つ同僚たちにも意見を聞いた。
良い顔はされなかったけれど総務に予算案を出した。
通らなかったら自分が出してもいいと思っていた。
その日は、ZOOM研修というのが午後まで入っていたので
夕方(予算が通り(*^^*))プレゼントを買いに出かけた。
クリスマス用のお菓子は、店員さんが一人分ずつ丁寧にラッピングしてくれた。
図書券は書店員さんが、絵柄とラッピングを聞いてくれて、クリスマス用にしてくれた。
お店の人が、目の前で丁寧に仕事をしてくれていると、なんだか
これを受け取る生徒のみんながこの人たちにも大事にされているような気がして嬉しくなる。
教室でドッド絵を描いたりするので、
お揃いのが一冊あったらいいかなと思い、
ほぼ日の方眼ノートと鉛筆もloftで買う。
イオンで更にお菓子を買い、それらをまとめて入れる紙袋を選びに行く。
帰社時には真っ暗になり、大きな買い物袋を持って教室にあがり、
一人分を小分けして、自分用にloftで買ったシマエナガの付箋にメッセージを書いて貼ってみる。
教室の窓から光る車たちが見えて綺麗だなと思う。
買い物 って 必要だからする毎日で
好きとか嫌いとかじゃなくて
もう「娯楽」の要素もなくなっていたんだけど
娯楽とはちょっと違うか・・・でも
こんなに 「物を買う」 のが幸せって思うこともここ最近なかったなと思った。
一人の保護者さんが後日メールを下さった。
メールを読んだ瞬間深呼吸した。
すぐにスタッフに見せて、
それから、ノートPCそのまま総務に持っておりて
部長に「これ、見て下さい!」とPCごと渡した。
「こんなに喜んで下さってます!!」
もうすでに通っている生徒にわざわざプレゼントなんか無駄、、って総務は思っていたかもしれない
でも、、小学生に渡すプレゼント代などたかがしれているじゃない。
それでこんなに喜んでくれるなら、お金出したかいがあるでしょ、と知らしめたくての
PCごと渡し。
何のためにしているのか、これ、、この仕事って思う時
「喜ばせるため」ってざっとしすぎだけど、
仕事はそのためにしている に立ち返るといいかも。
プレゼントを買いに行くみたいに。