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お姫様扱いって仲間外れってことだよね

『特別扱い』される人っていますよね。
今回は、『特別扱い』"する"側について思ったことを書いてみました。

最近母さんが踊りの社会人サークルみたいなのに新入生として入りました。
そんな母さんが僕に、新入生のお姫様の話をしてくれました。

「同じ新入生のえりちゃん(仮名)って子がいるんだけど、羨ましいって思っちゃうんだよね」
「えりちゃんは若くて、本業がダンスの先生だから私たちより踊りがずっとうまいし、それにとっても可愛いの」
「私たちはハードな練習沢山させられて、厳しい注意受けるのに、えりちゃんだけ練習に全然来ない。私たちが練習に行かなかったら先輩に厳しく注意されるのに、えりちゃんは行かなくても『えりちゃんの可愛い顔見たいから来てほしいな💕』って言われるだけ。しかも、踊れば上手いから注意もされないの。羨ましいなって思って」
それ…えりちゃんが問題児なパターンでは…と言いかけたけど、そんな判断、勝手にしちゃダメですね。
その場では母さんを慰めたけど、ふと「それ、えりちゃん仲間外れになってるよなぁ」って思ってしまいました。

で、新入生達の情報を図にまとめてみました。
※全員仮名です。

えりちゃんを最右か最左に置くと特別っぽく見えるので一応真ん中へんに配置しましたが、まぁちょっと異質ですね。

図の上二段はステータスについて書いてます。下二段は経験について書いてます。経験についてちょっとだけ掘り下げましょう。

えりちゃん以外は
「『ハードな練習・厳しい注意』という共通の経験による仲間意識の芽生えや意見交換などの交流」
が可能だけど、えりちゃんには不可能。
誰もえりちゃんに「ハードな練習・厳しい注意」という仲間共通の経験をあげないから
えりちゃんをお姫様にするから。
…僕すっごい当たり前のこと言ってますね。

これって、仲間外れにしてるのと殆ど同じじゃない?って僕は思っちゃうんですよね。

もう一回断っておきますが、今回は『特別扱い』"する"側の話です。

"される"側には勿論敢えて『特別扱い』され、『仲間外れ』をになることを望む人もいます。えりちゃんもまぁ、そうなのかもしれないですね。ちやほやされたい人とか、自分のペースを保ちたい人とか。挙げればキリがないですが。その人達はいいんです、自分の判断でやってるんだから。

今回考えるところは、自分にとって特別に見えた人を『特別扱い』するかどうかってこと。

『特別扱い』してても共通点が多ければ、仲間意識もいくらか芽生えるかもしれません。ですが一度『特別扱い』してしまえば、少なくとも同じ目線で、同じ立場でいることはできません

母さんの話を聞いて、僕はそれを踏まえて僕にとって特別に見えてしまう人とどう関係を築くか考えていきたいなと思いました。


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