五輪外国人客の入国許可 政府、観戦目的限定で検討
「要約」
政府は2021年夏に開催予定の東京五輪・パラリンピックを巡り、外国人観客の入国を認める検討に入った。コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、五輪観戦の入国に限定する方向。菅首相は23日、首相官邸で開いた東京五輪・パラリンピック推進本部会合で検査のあり方、保健医療体制の確保など準備を急ぐよう指示した。
「見解」
本当にオリンピックを開催すべきか疑問である。なぜなら政府は経済効果も期待するが、新型コロナは米欧を中心に感染が再拡大している。今のところ有効なワクチンは開発されておらず、世界各地から観客が集まり街中で行動すれば日本国内で感染が拡大する恐れがある。そのことを考慮すれば無理に開催することに疑問が残る。