エニアグラムについて研究してみた
こんにちは。
2373noteをご覧いただきありがとうございます。
皆さまは、自分に合った仕事や生き方ってなんだろう、と悩むことはありませんか。
今取り組んでいることが、本当に自分のしたいことなんだろうか、自分に合ってるんだろうか、などと不安になることはありませんか。
もし、自分の適性がハッキリ分かって、打ち込むものが見つかって、死ぬ気で没頭できたら、どれだけ幸せだろうか、と想像してしまうことが、私にはよくあります。
それでも、日々の生活に追われて、本当に大切なことについて考える時間はなかなか取れません。
そんな中で、エニアグラム、という面白いものに出会いましたので、その体験を皆さまに共有できたらと思って、この記事を書きました。
エニアグラム との出会い
2年ほど前、何気なく将来のことについて話していたところ、エニアグラム というものがあるよ、と友達が勧めてくれました。
私は、エニアグラム というものを初めて知りました。
エニアグラム というのは、とても精巧にできた性格診断ツールです。
エニアグラム は人の性格を9つのタイプに分類します。
そして、自分の性格がどれに当てはまるかを知って、自分に合った生き方を見つけるための手がかりにする、というものでした。
本当にそんな簡単に行くのか、と思って試してみたら、自分をまさに言い表しているようなタイプに分類されてしまい、ビックリしました。
囚われている思考のパターンや原体験、他者に対するスタンスや問題解決のパターンなど、全部言い当てられてしまい、驚いてしまいました。
しかも、その説明が神秘的じゃなくて、合理的なんです。
どうやら、巷に溢れた性格診断ツールとは一味違うようだ、というのが第一印象でした。
でも、たまたま僕に当てはまっただけじゃないか、という疑いは消えませんでした。
その後、しばらくエニアグラム のことは忘れていたのですが、ひょんなことから、百戦錬磨の一流経営者の方とお話しする機会があり、ビジネスの相談に乗っていただけることがありました。
1万人を面接してきたことがある、という物凄い方でした。
その方は、まず、自分の本当にやりたいこと、なりたい姿を明確にできないようじゃ、ビジネスはうまくいかないよ、とおっしゃりました。
そして、もし見つからないなら、まず、エニアグラム というのをやってみるといいよ、と勧めてくださいました。
私は、「あっ」とびっくりしました。
ちょっぴり胡散臭いものだと思っていたエニアグラム を、すごい方も活用していたんです。
さて、すごい方の言うことを素直に聞くタイプの私は、すっかりエニアグラム を信用してしまいました。
でも、本当にどんな人に対しても有効なのか、疑問は残っていました。
そこで、勉強を教える機会のあった高校3年生の子たち数名に、紹介してみたんです。
日本で一番売れているエニアグラム の新書を使って説明しました。
そうすると、予想外の大反響。
みんなが、自分の性格を見抜かれた、と感じて大盛り上がり。
同じようなタイプの人同士は共感しあうし、違うタイプの人の本性を理解できた時には、長年の謎が溶けたような感動。
さらには、教師がこれを知っていれば、クラス分けのやり方も変わるだろうし、イジメもぐっと減るだろう、というところにまで話が広がりました。
何やらすごいことになったな・・・、と私は思いました。
エニアグラム についてもっと知る
これはもう少し研究する必要がある、と感じて、私は、日本版にアレンジされたエニアグラム ではなく、ルーツからしっかりと調査することにしました。
どうやら、エニアグラム は、性格診断ツールとして、南米で取り上げられ、1970ー1990頃のアメリカで、「ニューエイジ」と言われる「自分探し」をテーマにする集団の間でブームになったもののようです。
その頃に日本でも流行り、最近は下火のようで、知っている人はあまりいませんが、今でもエニアグラム を研究・実践しているグループがいくつかあるようでした。
アカデミックな世界での反応についても調べてみましたが、こちらは全く冷たいものでした。
科学的に検証不可能なので、疑似科学に過ぎない、という扱いでした。
一方、いわゆるスピリチュアルな「自分探し」や、意外にもビジネスの場ではかなり有用なツールとして信頼されているようでした。
こうして、色々と調べた結果、立場によって賛否両論がある、ということがわかりました。
ますます興味が湧いたので、まずは知ることが肝心だと思い、信頼できる教科書を探しました。
そうして、ようやく一冊の本を見つけました。
それが、Don Richard Riso とRuss Hudsonという方のベストセラー”The Wisdom of the Enneagram”です。
著者は、一番信頼性が高いとされる英語版のwikipediaのページで、エニアグラム について引用されていました。
早速読み進めてみると、この本は、日本の解説書と比較にならないほど、エニアグラム について詳しく説明していました。
次回以降は、この本について研究した結果をまとめ、果たして、エニアグラム はどのようなものなのか、という点について徹底的に理解し、実践知を集める土台を作っていこうと思います。
まとめ
自分は何者なんだろう、何に向いてるんだろう、進路はどうしよう。。。
そもそも、自分には特技もないし、何にも向いていないんじゃないか・・。。
寝る前にそんな悩みがふと頭をよぎると、不安に押しつぶされそうになって、眠れなくなってしまいます。
なんとか、そんな状況から抜け出したい。
疑問を持ちながら生きるのは苦しいです。
自分に本当に合った仕事と生活を見つけて、胸を張って人生を送っていきたい。
そんな方のニーズに応えるために、次回以降、エニアグラム について調査した結果をまとめていきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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