#12 なんのためにインターン行くの?
社会経験で行くのもまたいいと思う。
けどズバリ言うね。
企業は優秀な学生を青田刈りしたい。
つまり、インターンの目的は「学生に弊社の志望度を上げて欲しいから」ではなく「優秀な学生がいたらとりあえずツバつけちゃえ」なのである。
よく考えて欲しい。
僕たちだって、インターンのために選考会したり、稼いでこれる優秀な社員をわざわざ学生のトレーナーにつけたりと、相当のコストを負担している。
だって、そこで優秀な学生を見つけることが出来れば、その分本採用にかけるコスト減るじゃん。
そこら辺のことをよく理解している学生は確かにたくさんいて、彼らは皆一様に「その場で内定を決めてやろう」くらいの気持ちで来る。当然のように意識も高く志望動機が明確の場合も多いので、こちらとしても非常にやりやすい。
だが当然ながらインターン採用枠は少ない。
いわばこれは「スカウト枠」だから
だから「本採用に結びつかなかったからダメだ」と思わずに諦めずに本採用でもチェレンジして欲しいと思う。当然インターン中に弊社の嫌な面に気付けば本採用受けなきゃいいだけだし。
ただ注意しなければいけないのが、
インターンに来る学生は皆一様に意識高い系ばかりだということだ。
確かに弊社のことも業界のこともよく調べている。けどなんだろう、何か暑くるしい。
もっとピュアに、学生らしく、自由気ままに来てくれればなあといつも思う。
だっておじさん達の方こそ、学生の価値観を生で感じられる貴重な機会を頂いているのだから。
せっかくインターンに受かったのなら、大らかな気持ちで弊社に訪れてほしい。
そして自分の等身大を精一杯表現して、是非自分が「スカウト」されるんだという気持ちで臨んでほしいのだ。
もっと言うと、インターンに来たからと言って、本採用試験が有利に進むというようなことは一切ないと断言していい。
もちろん、弊社や業界への理解度が深まる等のメリットはたくさんある。
だけれども、インターンは「自分を指名」して欲しいという気持ちの一点のみで臨んで欲しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?