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リアルな人の話を聞くのって大事

こんにちは。とあるベンチャー企業でひとり人事をしている朱夏です。

先日、とあるご縁で堀場製作所の理事をされている野崎治子さんのご講演を拝聴する機会をいただきました。
今回は、その中でも特に印象的だった部分を書き留める意味で記事を書きたいと思います。

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◆柔らかい雰囲気と笑顔がとにかく素敵

野崎さんは新卒で堀場製作所にご入社、同社初の女性執行役員に就任し現在は同社の理事としてご活躍されている方です。
人事のお仕事を通じてキャリアを形成されてきていらっしゃって、人事部長に就任されていた時期もあります。

そんな超スーパーエリートベテランに見える肩書きをお持ちの方なので、どんなバリキャリパーソンなのだろうか、、やっぱりリーダーになる方だからキビキビとしていてピシッとしていている方なんだろうか、、と内心ドキドキしていたのですが、実際にお会いしてみるととっても穏やかで柔らかい雰囲気を持ったお方で、良い意味のギャップにちょっと驚きつつも安心しました。

何よりもこのお方、笑顔が本当に素敵でして!
オンラインで画面越しなのに、その笑顔が持つパワーにとっても元気をいただいた気がします。

◆働く一人の女性としてのリアルに親近感を持てる

今回の講演では、働く一人の女性として、そして一人のリーダーとしてのリアルな経験も交えながらお話くださったのですが、そのお話も結構赤裸々で。
入社したての頃は正直いつ辞めてやろうかと思っていたとか、人事施策はとりあえず「(トライアル)」って付ければ何やってもいいと思って色々やったし結構失敗したとか。

すごい人っていつもストイックで自分に厳しいと思い込んじゃうけれど、実際は私たちと一緒なところもいっぱいあるんだなと思いましたし、講演の終盤でお話しくださった
「いつもエネルギー120%じゃなくなっていい」
「大変な時は自分で自分のハードルを下げてあげたっていい」
というお言葉は安心感を持ててどこか救われたような気持ちになりました。

◆経験から導き出されたキャリア論、リーダーシップ論

野崎さんご自身は、自らのことを「川下り型のキャリア」だと仰っていました。
目の前のことをひたすらにやっていたら、ある時視界がさーっと開けて大海に出るかのようにキャリアが作られていったと。

仕事やキャリアはとかく「長期的な目標を見据えて」とか「あなたは5年後10年後どうなってたいの?」とか聞かれますが、そうじゃないキャリア形成もあるということ、そのためには目の前のことに夢中になると良いとお話してくださいました。

また、リーダーとは「どっちに転んでも一緒なようなものを判断する」存在だとも仰っていました。どっちを選んでもそれが正解かわからない時に判断を迫られるのがリーダーだから、自分の哲学を持つことが大事というお話も自分にとっては目からウロコでした。

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同社でキャリアを形成しリーダーとしてもご活躍されていらっしゃった野崎さんならではのキャリア論とリーダーシップ論は、今まさに30歳に突入しリーダーもどきのようなものをしながら悪戦苦闘している私にとって非常に学びの多いお話でした。

ネットで調べていただくと、上記以外にもインタビュー記事がたくさん載っているのでぜひ読んでみてください!

それでは今日はこの辺で( ˘ω˘)

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