マガジンのカバー画像

「読書感想文」

41
図書館で、あるいは本屋さんで出会った本たちとの時間をエッセイ風に。ジャンルはさまざま、その時の興味や関心に、素直に手に取り、呼応する自分の声を綴ります。
運営しているクリエイター

#小説

【読書感想文】ノルウェーの森 上下

村上春樹 1987年講談社刊 うつぶせに寝転び、小説の頁…

藤本 柊
3か月前
27

【読書感想文】家と庭と犬とねこ

石井桃子さんのエッセイ集です。 私の好きな作家、江國香織さんは石井桃子さんが好きで、エッ…

藤本 柊
10か月前
40

【読書感想文】晴れ、時々くらげを呼ぶ

鯨井あめさんのデビュー作です。 装丁の綺麗な写真と「くらげ」、がとても気になって手に取っ…

藤本 柊
10か月前
34

【読書感想文】泣かない子供

江國香織さんが、24歳から32歳ころ8年越しで書かれたエッセイです。 彼女の「言葉」に対する…

藤本 柊
10か月前
23

[読書感想文]ROW&ROW

村山由佳さんの恋愛長編小説です。 主人公は43歳、広告代理店に勤めるデキる女涼子。夫は3つ…

藤本 柊
11か月前
22

「読書感想文」汝、星のごとく

2023本屋大賞受賞作。 凪良ゆうさんの小説。 凪良ゆうさんの作品は、 「わたしの美しい庭」…

藤本 柊
1年前
18

「読書感想文」お探し物は図書室まで

青山美智子さんの小説です。 田舎から東京へ出てきて、三十社くらい落ちまくった挙句に、やっと内定をもらった総合スーパー。婦人服販売員として働く朋香(21)は、今の仕事に疑問をもっていた。 図書室の奥にある「レファレンス」。そこにいたのは、ものすごく大きな女性だった。 家具メーカーに勤めながらも、夢を抱えている諒(35)、出産をし、子育てと仕事に悩む夏美(41)など、「レファレンス」を訪れるそれぞれの人生に、独特な選書。 その本から、彼らなりの「解釈」で、歩き出していく。

「読書感想文」盲目的な恋と友情

辻村深月さんの作品です。 読み終えて、 「怖っ」 と一言。 読んでいる間にも、何度か思った…

藤本 柊
1年前
12

「読書感想文」葉桜の季節に君を想うということ

歌野晶午さんの作品です。 帯の文言に惹かれ、またタイトルと装丁から、サラサラとした優しい…

藤本 柊
1年前
24

「読書感想文」フィンガーボウルの話のつづき

吉田篤弘さんのデビュー作、18年ぶりのリマスター版です。 本書ではじめに物語を書きあぐねて…

藤本 柊
1年前
14