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PM力について悩んだので、百戦錬磨のPMに相談してみたら学びが多かった

お嬢です、こんにちは。

PMとは?

PMというのは、期日までに価値提供ができる状態にデリバリーするためになんでもする人であり、

  • スケジューリングし

  • 担当分けし

  • 進捗を追い

  • ボトルネックを解消する

というロールだと思っているのですが、以前PMを担当していたとき、

ボトルネック解消の1手段に「わたしが巻き取る」がありました。

例えば、「Aさんに渡した仕事、進捗悪いなあ。なんか忙しそうだし、巻き取っちゃうか」みたいな。

で、実務ができてしまうPMはこれができるし、馬力もあって納期までにPJ終わらせられるし、まあいいか〜と思ってましたが、最近PMという職種的には、この振る舞いってよくないのでは、と思うようになりました。

「巻き取る」はPMとしての再現性が薄いから、他の手数を増やした方がよいのでは?

PM力って、いったいなんなんだ…?

お嬢は悩みました。だって、人に頼むの、申し訳ないし、自分がやったほうが速いこともあるし…。

というわけで、社内の百戦錬磨のPMに質問をぶつけてみました。

百戦錬磨のPM曰く、PM力が上がったね、と言われるためには下記の要素が必要じゃないか?とのことで、紹介します。

PMのレベル上げ、5つやってみよう

決められるようになる

決めましょう。

きのことたけのこ戦争であっても、きのこがいい!理由は3つあります!と言えるようになりましょう(冗談です)

✗「A案とB案どちらがいいですかね〜…」
◯「A案とB案がありますが、整理するとこういうメリット・デメリットあるのでこっちがいいと思います!レビューお願いします!」

◯なコミュニケーションが出来ると、課長が「おっ、この人はいいコミュニケーションができるようになってきたなあ、成長したなあ」と嬉しくなれます。

周囲を見渡し、働きかけられるようになる

口を開けて決定事項を待っているだけだと初心者のままです。

  • チームメンバーで暗い顔のひとはいないか?

  • 他部署ってどういう動きをしてるのか?

  • PJ方針としてこういうことを決めてくれないと、開発方針が決まらないから、決めてもらうように働きかけよう!

とかそういう感じの動きができるとナイス。

チームのことに課題意識を持てるようになる

  • マネジメントの方法はこれでいいんだっけ

  • 開発手法はこれでいいんだっけ…

  • コミュニケーションをこう変えてみようかな?など。

チームを引っ張るPMとしては、チームを想い、チームの課題を解決するためにどうしようかな?と考えられることが重要です!

1~2か月先を考える

プロジェクトメンバーは直近の作業に集中するので、PMが先を見据える必要があります。
1~2か月後にメンバーが動きやすくなるように準備を整えておくことで、PJの進行がスムーズになります。

PMに余裕があるPJがいちばん健全

PMは「ここ、なんかヤバそうだぞ」と察知し、リスクマネジメントをすることが大事です。
忙しいと、リスクに気づけないです。対応も後手にまわります。
何かが起こったときに走り出せるように余力を残しておきましょう!

ありがとうT本さん。

お嬢が個人的にこれから実践してみたいボトルネックの解消方法

誰かに何かをアサインするときに、

  • PJの立ち位置が説明できているか?他と比べての優先順位は?

  • アサインの仕方は適切なのか?

  • アサインした人の上司と握れているか?

  • 進捗管理のタイミングは?

  • 会話の中で自然に確認したりできる?

などなど、いろんな手数があって、それをどんどん試してみたいと考えるようになりました。

2年目のわたし
「お願いしたのに、納期までになにも上がってこない!どうして?😭」

10年目のわたし
「納期を守ってもらえるように、次はどの手を試してみようかな😊」

納期は守られるのが当たり前と思ってるとPMは辛いです。タスクをお願いした人が、みんな納期どおりに仕事ができるのであれば、PMっていう職種自体いらないと思うので…。

人間相手にどうにかこうにか手を尽くして、納期までに担当タスクをやってもらえるようにするのがPMの力の見せ所なんじゃないかなあ、みたいなことを考えました。

おまけ

わたしはよくPJの企画・PMをやるので、「自分が1番頑張るところを見せていれば、きっとPJメンバーも(頑張ってるし協力してあげよう)ってなるかも」 と思っていましたが、

「『やってくれてありがとう』で終わる人もいるからコミュニケーションしろ」 という意見をもらい、確かに…と思ったのでした。

以上


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さいきんはフリーランスになり、採用広報と組織開発、インタビュー記事作成とかをやっています。

メディア「ピアノレッスンライフ」

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