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自分のことがわからない

「自分のことがわからない」と言う人がいる。

「他人のことは見えるけれど、自分のことは自分では見えない」というのだ。

確かにそうなのだが、人間が鏡という道具を手にして自分の姿を見ることができたように、適切な方法やスキルを知ることで、自分のことがわかるようになる。

つまりは、「自分のことがわからない」という人は、今の段階でその方法を知らないか、知っていてもやろうとしていないのだ。


では、自分を知るためにはどうすれば良いのか?

世間には性格診断に代表される様々なタイプ分けのツールがある。もちろんそういうものを複数使うというのも一つの方法だ。

しかし、人間というのは一人ひとりが完全に個別で、全く同じ人間というのは存在しない。

だとすれば、正確に自分を知ろうとするには、この個別の部分を明らかにしなければならない。そして、その個別な部分が「個性」となる。


個性は複雑なものの集合体だ。決して一言では言い表せない。言い表せないが、一つひとつ丁寧に紐解いていくことはできる。


次回からは、『構造心理学』に基づき、その個性を紐解く方法を紹介していこう。



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