ただただ絶句・私が見たブダペストの深刻な状況【ユーレイルパス2ヶ月旅】
10/6 8時起床。朝起きるとなんと…2人がおにぎりを作ってくれていました!
寝ぼけながらも感激!!本当に美味しくて涙が出そうでした。。
準備をして、9時頃お出かけ。まずは、シナゴーグ(ヨーロッパで最大のユダヤ教会)へ向かいましたが、日曜日と言うこともあり(?)チケット売り場には長蛇の列が出来ていました。ここは明日の朝一で来ようと言うことになりスキップ。
ブダペスト最大級のオペラ座へ行くことに。見学ツアーを申し込もうとすると、メイン会場は工事中で2年間ほど見られないとのこと。それを見に来たのに!!と言うことで、ここもスキップ。
まだ観光出来ていませんでしたが、ひとまずランチをすることに。ネットで調べ、オペラ座から歩いて3分ほどのフォアグラが美味しそうな "Klassz Étterem és Borbolt"と言うお店へ。見た記事が古かったのか…?お店の位置をgoogle mapで調べると、すでにお店はなくなっている…?様でした。歩いてすぐだったので、ひとまず近くまで行ってみることに!なんと、ありました!
お店のスタッフさんに聞いてみると、同じお店だそう。リニューアルオープンをしたらしく、メニューも価格も大幅に変わってしまっていましたがここに決定!
さっそくワインと(昼から)フォアグラをオーダーしましたが、フォアグラを用意するのに1時間かかると言われました。時間はあったので、了承しマッシュルームスープとその他タパスをオーダーしてフォアグラを待つことに。
マッシュルームスープ
濃厚で味も香りも最高でした!
きのこのフリット
店員さんのオススメで頼んでみましたが、フライの味が強すぎて、きのこの風味が感じられませんでした。
キャベツとりんごのフリット
ん〜甘くない方が良かった…
そしてついに!やってきましたフォアグラ
この量で、一皿1,000円ちょっとくらいでした。
なんと、世界のフォアグラの70%はハンガリーで生産されているそうです。知らなかった…
お腹も満たされたところで、一番行きたかった漁夫の砦へ。オペラ座からも徒歩圏内です。
ドナウ川に架かる有名なくさり橋を渡って、東側ペストから西側ブダへ。
ブダの丘まで歩いて登り、発見!観光客だらけ…
写真スポット争奪戦!!やっと勝ち取る!!
人が多すぎたので、周辺をぐるぐると歩きながら下へと向かって行きました。お土産屋さんもいっぱいあって、完全に観光地化していました。
(この時点でのブダペスト好き度は10点中5点で普通)
この日はとても寒かったですし、特に行きたい所もなかったので、温泉へ行ってみることに!そこから一番近くの温泉を探し向かってみると…ない!廃墟!?…。今日は行きたい所にとことん行けず仕舞いでした…。
途中でこんな素敵な場所を発見!
(ここが私達のブダペスト1オススメの場所となる…)
もう少し歩くと他の温泉があるみたいだったので、そっちも行ってみることに。ありました!入場料は確か日本円にして800円ほどでしたが、水着とタオル両方のレンタルで1,500円ほどもしました。そして閉館まで残り2時間。
3人とも、2時間で2,300円を払ってまで入りたいという訳でもなく、バクテリアも気になり(笑)今回はパス。
ブダペストで温泉へ行かれる方は必ずタオルと水着の持参をオススメ致します!!
宿へ向かって歩いていると、ショッピング通りに辿り着きました。ぶらぶらと歩いて、昨晩入れなかったハンガリー料理店へ!
雰囲気も良く、店員さんも優しく、生演奏有りでした。
上:マッシュルームとトリュフのパスタ
右:チキンダンプリング
下:鴨のステーキとイチゴソース
ハンガリーのダンプリングは、小さなすいとんの様な感じでした。
鴨のステーキ自体は美味しかったのですが…イチゴソースが邪魔をしていました。何故オレンジソースで作らなかったのだろう?
マッシュルームとトリュフの組み合わせは安定の美味しさ。
今日はなんだかとても疲れてしまったので、明日朝から行動することにして、早めに就寝。
10/7 5:00am起床。日の出と朝焼けに染まる国会議事堂を見る為に早起きをしました。チェックアウトをして、荷物を預けて6:00am出発!
くさり橋に着いた頃は、まだ日の出の予想時刻前でしたが、すでに明るくなってきていました。
急いで丘を駆け登り、漁夫の砦へ。
朝なので人は少なめ◎
結局、国会議事堂ではなく大聖堂の裏の方から朝日が…(笑)
今度は下から見てみよう!と急いで駆け下りました。
しかし、国会議事堂の目の前には中型のフェリーが陣取っていました。ありえへん!
仕方なく右斜めから。
(この時点でのブダペスト好き度は10点中4.5点)
せっかくなので、ここから歩いて40分程のマーケットへ行ってみることに。
マーケットに着いたのは9時頃で、私達はお腹がペコペコでした。マーケットの2階にあるレストランがちょうど開いたので、入ってみました。ベジタブルスープを頼むと、"今から仕込むから1時間後になる"と…。りさはグーラッシュを頼んでいましたが、同じく1時間後になるとのこと。
この国は開店前に仕込まないのか!?開店してから仕込み始めるっておかしいやろ!
(この時点でのブダペスト好き度は10点中4点)
仕方なく他を探すことに。端の方に屋台のような飲食店がずらっと並んでいました。
ハンガリーのフィッシュスープを頼みに行くと、"11時からだ"と言われ、またしても買えず…。少なくともそこのおじさんはちゃんと仕込んでるんだな、偉い!と思いました。
友達はソーセージを買いに行きましたが、そこもまだ開いていなかったようで、二人でりさの元へ。
りさは、ロールキャベツやグーラッシュ、その他サイドディッシュなどをオーダーしているところでした。
しかしお会計で、€17と言われてびっくり!一人分でこれしか頼んでないのに€17!? すかさずりさがお兄さんになんで?と聞きに行くと、頼んでもいないのに箱のトレー代や、お皿代がとられていて、含まれているはずのサイドディッシュもきちんととられていました。そして料理自体も高かったのでした。
りさが言葉を失っていたので、3人でそれを割って食べることに。
気分が良くなく、美味しく感じられませんでした。
(この時点でのブダペスト好き度は10点中3点)
気持ちを入れ替えて、1階のマーケットへお買い物へ!
余ったコインを使い果たすべく、おやつを買いに行きました。美味しそうなクッキーの量り売りがあったので、これとこれをちょうだいと言うと、"これはこっちが350HUF/100g(125円)で、こっちが400HUF/100g(143円)値段が違うのでミックス出来ない"と言われました。
私達3人とも唖然…。
袋を別々にして計って、合計の値段を足したらええやん…(?)
どんなに言っても出来ないの一点張り。
ついにりさが"What a stupid!"と叫んだので、他のお店へ行くことに。
他のお店にも美味しそうなクッキーがたくさんありました。
1kg 2,980HUF(1,069円)のクッキーを50gちょうだいと言いました。
100g辺り298HUF。50gで149HUFのはずが…
店員:400HUF
私達:Why!? only 50g
店員:400HUF
呆れてしまい、もう戦う気もなく帰ることに。
(この時点でのブダペスト好き度は10点中2点)
帰り際に売り場全てのクッキーが400HUF/100gのお店を発見。"ダメ元で最後に挑戦してみる?"とお兄さんに持っていたコインを全て渡し、このクッキー達をミックスして、この分だけちょうだいと言ってみると、ようやく叶いました。
これがやりたかった…。それだけなのに…。なんだったのかこれまでの苦労は…。
普通のことをしてくれたお兄さんに丁寧にお礼をして、マーケットを出ました。
マーケットから宿への道のりで、私達のブダペスト批判は止まらず。話はどんどん発展していき、結構深いところまで辿り着きました。
人々の頭が悪すぎる&そう言う人に限って自分が正しいと思っていて強気な態度で押し通してくる
↓
もう二度と来たくない
↓
こうして観光客は減っていく
↓
国が発展しない(する訳がない)
↓
教育って本当に大事
↓
こんなに頭が悪かったら、そりゃあユダヤ人を脅威に思うだろう
こうして私達は、宿に着くまでに、ユダヤ人の迫害理由にまで辿り着いたのでした(笑)
一刻も早くブダペストを出たかった私達は、宿で荷物をピックアップし、早足で20分かけて駅へ。
りさのチケットを買いにチケットカウンターへ行くと、"ここの駅ではない"と。"え!?ここ中央駅ちゃうの!?”
とりあえず、そこからまた40分ほど歩いて別の駅へ。10kgの荷物を背負って1時間も歩いたのは初めてで、肩が壊れそうでした。雨が降ってなかったのが救いでした。
と、ここで初めて行きの電車のトラップに気付いた私達!"今日だけこの駅に着くとかなんとか言ってたの、そう言う意味やったんや!普通だったら、行きもこの駅に着く予定やったんや!"
2時間もロスしてしまいましたが、ようやく電車に乗ることが出来、無事ブダペストを脱出することが出来ました。
(最終時点でのブダペスト好き度は…もはや好きではない!)
13:40発 Budapest-Nyugati
16:03着 Bratislava Hlavna Stanica
※この記事では、ブダペストに対してかなりアンチの意見を書いてしまいましたが、あくまでも私達が感じた内容です。もちろんブダペストを好きな方も沢山いらっしゃると思います。人それぞれ感じ方は違いますので、実際に訪れてみて欲しいと思います。私達も実際に色々と感じて、考えさせられたので、その点では行ってみて良かったと思っています。全ての物事に、アンチ派の意見を持つ人々は沢山いるものですが、アンチ派になることにもそれぞれ理由があり、ただ単に経験と感じ方の違いから分かれてしまうものであると感じました。
【次回予告】ユーレイルパスで2ヶ月のヨーロッパ鉄道の旅〜どれだけ元をとれるのか〜ブラチスラバ編:全く期待していなかった!実は発展途中のとっても素敵な穴場スポットだった!ブラチスラバのオススメ街歩きとデヴィーン城への行き方紹介
私の価値観に共感したよ。サポートするよ。そんな方に出会えたら、泣いて喜びます。いただいたサポート代金は、自分自身が成長し、もっと素敵な記事を書くことによって世の中にプラスの影響を与える為に使わせて頂きます。応援のほどよろしくお願い致します。