アルコール依存症・断酒2日目


たった一日だけど完全に自分の意思で酒を飲まなかったのは初めてで、でも確かな一歩だ。
こういう日々を積み重ねて素面で生きよう。
しかし漠然と飲まない事を選べば疎かな私は誘惑に負けてしまうかもしれない。だからこれを機にどうして酒に依存していったのか・・今まで必死に目を逸らしていた『じぶん』と向き合うことにした。
学歴も無い家族もいない自分はずっと普通に憧れていた。
『明るくてどんな環境でも独りで立っていられる自分』の仮面を被り必死で何が普通なのかを学んで、どうしたら彼らのように生きて行けるのだろうか?嫉妬と孤独感とストレスが私を蝕んでいった。完全に習慣化させてしまったことも本当に良くなかった。
酒を飲めば楽しくてどれほど飲んでも誰かが助けてくれて・・・。
毎晩酒浸りで、認知を歪ませ自分の悪い部分から目を逸らし続ける生活。
家に帰ったらすぐに酒を飲む。
だから出来ることも制限される。車も自転車も乗れないし、運動も出来ない。酒で眠くなるまで小説を書いていてもその時の事を覚えてないのだ。
一瞬の快楽?いいや、気分が向上したと勘違いしているだけで体もぼろぼろ身内もいないんだからこれからどうすんの?


シラフで生きていく。


依存症の知識を深めて、恐ろしいものだと言うことを知識としても得よう。
依存症の人が意志が弱いとか見るけど、私はそうじゃないと思う。正しい知識がないのとあまりにもアルコールが身近に溢れている。
自分でコントロール出来ない、そのことさえ別に大したことだとは思ってない人が多いと思う。誰かと飲むのでないなら一人好きなだけ飲んでブラックアウトして落ちたって誰にも知られることが無いのだから。
でももし家族にそう言う人が居るのなら厳しい言葉でも止めてあげて正しい治療を受けさせてあげて欲しい。
私自身は今現在は病院にはかかっておらず、ありえないけれど次にもしも酒を飲んでしまったら病院にかかるつもりだ。

今日は図書館で依存症の本を借り、ジムの入会手続きをして汗を流して来た。
何事も習慣なんだ。

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