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質問&感想①【シリアの日常と日本の難民認定】

こんにちは!
運営スタッフの仲原菜月です。

8月21日(金)に開催された「シリアの日常と日本の難民認定」
のアンケートにお寄せいただいた質問へのヤ―セルさんからの回答や、
参加者の方々からのご感想を紹介させていただきます。


① 質問と回答

Q. ヤーセルさんは何か将来の夢はありますか?

A. Yes, I want to become a professional actor in the future.
 はい、私は将来プロの俳優になりたいと思っています。


Q. 将来的には帰化するとおっしゃっていましたが、抵抗はないのでしょうか?シリアに帰れないのかと思いました。

A. I think I will be able to visit Syria when I get neutralized but maybe I can't stay for long time
帰化してもシリアを訪れることは出来ると思います。しかし、長く滞在することはできないでしょう。


Q. 日本には慣れたでしょうが、それでもシリアが恋しくなる瞬間や「日本ではこれが無いんだよなぁ」と思う物事があれば伺いたいです。

A. Yes, I miss Syria but since my family and the people I grew up with and love with me here it is bearable. I mostly miss the social life in Syria.
はい。シリアが恋しいです。
ですが、私の家族や、共に成長している人たち、そして大好きな人たちが一緒にいるので、耐えることが出来ます。
人々とのつながりが深い社交的なシリアの生活が一番、恋しく感じますね。


②印象に残った内容

・日本でのヤセールさんの努力について!高いモチベーションを持ってたくさんのことにチャレンジしていてすごいと思いました!

・ヤセールさんが仰っていた「シリアで思い描いていたキャリアプランは、戦争がすべて奪っていった」という言葉が印象的でした。戦争がすべての生活も夢も根こそぎ奪っていくのだと改めて感じました。

・戦前の都市と遺跡の美しさが印象的で、いつか行けるようになればと思いました。悠久の歴史を持った地なのだと改めて感じました。

・どうしても堅くなりがちなテーマ設定だけど、すごく自然体で語っていてよかったです。

・難民の人の生の声(どんな思いで難民になったのか、普通の生活からある日突然難民になったという現実。体験した人したから語れる話)が聞けて良かったです。

・難民になった方からお話を直接聞けたのは初めてだったので、ヤ―セルさんのプレゼンはとても興味深く、特に難民認定プロセスと日本での生活についての話が印象的でした。

・難民認定を受けるまでや、受けてから暫くの間の生活の大変さが印象に残りました。
(難民になった方は)選択肢が無く、体制の変化やサポートが必要な事態であると痛感した。


③さらに聞いてみたいこと

・日本の難民認定について

・難民として来たばかりの方達の日本語習得について。
細やかな人対人のフォローは地域の人の出番であり、人同士が繋がりあえる機会でもあると思うので、様々な相乗効果があるように思います。


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アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございます。

動画での視聴を希望される方は、下記からチケットを購入していただきますと「見逃し配信」をご視聴いただくことができます。ぜひご検討くださいませ。

シリスタ Peatix見逃し配信


運営スタッフ 仲原菜月