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美しさという最も難しい欲求

満員電車、前の女の子が美容整形に関する評論家のTwitterをずっとみてた。
(奥目がどうとかブルべだの鷲鼻だの骨格なんとかかんとか)
そのあと水商売の求人みてて、久々に悲しい感情になった、
そのままでいいよって伝えたかった。

外見にとらわれて得るものなんてそれなり。
例えばかわいいから付き合いたいとか、かわいいからお手当あげるなんて、美しさにつられて寄ってくるものは、大抵クソw。

↑のはしりがきからしたら反ルッキズムな私ですが               成人して同意書がいらなくなってから多々整形を繰り返して全身課金して それでも容姿にとらわれて、摂食障害になった超人です。
でも、何も満たされてないし、肯定できた試しナシ。

お金も時間も費やしたあげく、すべては本質でしかないと気付いてしまったせいで人を信じることが難しかった、下心・疑いから入ることが多くて。
人を信用する事がとにかくめっちゃムズイ。

極論、人間なんて皮はがしたら肉と骨だけで、燃やしたら灰しか残らない。
美しさの為に媚び売ったり体売ったりする必要は一切ない。

そして美容整形は世の中にあふれるビジネスの一つでしかない。

あの子がみてた評論家のアカウントだって
販促活動という名のプロモーション(ツイート)して
消費者の美しくなりたいという欲につけ込んで、
購買意欲を掻き立てるだけのビジネスアカウントかもしれない。

自然が一番だし、それを受け入れてくれる人だけ周りにおけばいい。
何も変わらないまま、そのままでいいよって伝えたい。
自分のような末路を行く人が、一人でも減ればいいな。

私たちの本質は、顔や肉体ではなく、その中に宿っている心であり、魂です。そのことに気づいて、自分を客観的に見てみれば、自分はそんなに醜くないと思えるはず。そう、自分で醜いと思い込んでいるだけなのかもしれない。

薔薇には棘があって、蝶は移ろい行くせいで手元に置いておくことができない、それらは容姿から来るものすべてを拒絶するためだろう。

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美しさというのは、尊い価値を持っている。
しかし、イデアとしての美しさではなく、外見の美しさのみを追い求めた場合、それはとても儚いもので、それに固執しようとした人間には相応の悲劇が待ち受けている。

ヘルタースケルター(岡崎京子)

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