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「モモ」を読んでみた!!(ネタばれあり)

今回は、「モモ」を読んだ感想を書いていこうと思います!!

「モモ」という本の主人公は、捨て子の’’モモ’’です。モモは、不思議な子供(女の子)で、人の話を聞くのがとっても上手でした。モモに話を聞いてもらうと、本当のことを言ってしまったり、疑問を解決出来たり、友達からは相談相手としても、大事にされていました。
ある時、灰色の男たちが世界を襲います。灰色の男たちは、人間の時間の中に住んでいて、人間と契約して、時間を盗んでいます。人間は、契約が済むと、記憶を消されてしまうので、契約で決めたことは自分で決めたと勘違いします。
時間を盗ませる契約とは、人間に時間の節約をさせて、節約された時間を盗むのです。
そして、モモの所にも、灰色の男が来ます。けれど、話を聞くことが得意なモモは、灰色の男の本音を知ってしまいます。本音を知ってしまったモモは、時間を盗まれている人たちを助けるために、友達と一緒にみんなに知らせようとデモをおこします。
時間を盗まれている人たちは、時間を節約しているので、デモを見ることはありませんでしたが、灰色の男たちはそれを見ていました。秘密を知ってしまったモモを捕まえるために、灰色の男たちは頑張ります。
そのころモモは、とあるカメに、案内されていました。モモ自身は灰色の男たちに追われていることも、どこに連れていかれているのかも知りませんでした。けれど、そのカメは、30分後の未来を見ることができます。
のんびりと、進んでいくカメたちは、マイスター・ホラという人の所に行きます。そこは、時間の中なので、マイスター・ホラのカメ(カシオペイア)に連れて行ってもらわないといけません。マイスター・ホラは、人間に時間を送っている存在です。さらに、そこは不思議な場所で、灰色の男たちはたどり着くことができません。
その後、カシオペイアとモモ、マイスター・ホラは、ある作戦をたてます。それは、時間を止めてしまい、盗まれた時間を取り戻す。という作戦でした(細かい内容は本を読んでみてください)。
何とか時間を取り戻すことができ、また友達と一緒に暮らすことができた。

という話です。

この本を読んで、時間についてよく知ることができました。

1つ目は、時間は、節約ばかりしていてもあまり良くないことです。何故かというと、節約すればするほど、暇な時間ができます。暇な時間を有効活用できればいいのですが、節約意識が高すぎて、暇な時間を使おうとしなければ、無駄な時間が増えてしまいます。

2つ目は、節約ばかりはダメですが、時間を大切にしないといけないという事です。節約しつつも、楽しく過ごす。これが一番大切だと思います。

是非、皆さんも「モモ」を読んでみてください!!