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noteの毎日更新を続けることで得られる、2つのメリット

僕は20代で鬱になってひきこもりをしていた時、あまりに心が混乱していたので、なんとか解決しようと思って、あらゆることを試みた。

その中で「一筋の光が差し込む」というと大げさだが、解決の糸口となったのが、自分の本心を知るということだ。

心が混乱している人は、程度の差こそあれ、おそらく自分の本心がよく分からず、本心が「したい」と思っていることから遠い生き方になっていることが大きいと思う。

そして、その本心を掘り下げるうえで、役に立ったのが、自分の潜在意識をできるかぎり顕在意識化する、ということだった。

潜在意識を学んでいる人にとっては、釈迦に説法だと思うが、潜在意識はよく「氷山の一角」で例えられる。

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人間の心は、ざっくりと二層に分けられ、氷山に例えると、海面から上が顕在意識。海面から下が潜在意識と呼ばれるものだ。

「腹が減ったなー」

といった心のつぶやきを含め、私達が「心」だと認識している層は、実際のところ海面より上の小さな部分でしかなく、氷山の大半を占める潜在意識は、現実を変える力を持っていて、かつ、自分で自分の「心」を認識しにくい層だ。

僕は、この潜在意識がよく分かってなかったので、自分でもよく、意味不明なことでイライラしたり悲しんだり、周囲の変化に翻弄されやすい心の状態になっていた。

一時期は自分の潜在意識を知りたくなりすぎて、自分でもおかしくなったんじゃないかというくらい、ノートに自分が今、本心で何を感じているのか書きまくったことがある。

書くことによって、自分でも考えてなかった本心が潜在意識からボコッと思い浮かぶようになるからだ。

思うに、ほとんどの人は、自分の本心を見たくないのではないだろうか。

なぜなら、本心はカッコいいものではなく、ときにみっともなかったり、世間的な常識では許されないような、ドロドロとした考えが発見されることもあるからだ。

noteの毎日更新が200日を超えたが、一つ気づいたことがある。

読んでくれている人がいることと、そうでないことの違いこそあれ、僕は半ば、20代の僕と同じように心の内側について書きまくっていることだ。

そして、読んでくれている人がいることで、自分の感情にひたりすぎることなく、ただ淡々と自分の感じていることを、客観的に書くことができる。

なので、自分のことを深く内観したい人ほど、ぜひnoteの毎日更新をお勧めしたいと思っている。

書いている本人が1番学びになっているのではないか、というくらい、この200日間は学びの連続だった。

かつて、メンターから教えてもらったことだが、ライフワークとは

「誰かを喜ばせる使命的なものではなく、究極の自己満足を極めていった時、本当に誰かのことを喜ばせるようになる」ということだ。

読んでくれている人のためである前に、まず自分のためであることが、いい氣の循環を生むように思う。

noteを毎日書き続けるもう一つのメリットは、自分のコンテンツをまとめることができる、というのも大きい。

書き続けることで、自分の得意分野がわかり、自分の強みが何なのか整理されてくるのだ。

まずは、発信することで、時に読んでいただいている方からのありがたいメッセージを読み、自分の立ち位置がわかるというのは、本当に貴重な機会のように思うのだ。



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