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ロングスカートの裾がほつれてて

でっかい石に躓いて転んだわけじゃないし、車にひかれて大けがしたわけでもないけれど、

気付いたら、ロングスカートの裾がほつれてて
「あ、ここほつれてるな」
ってある日気付くんやけど、まあ、まだ直さんでもいけるかなって見て見ぬふりして目的地まで歩き続けようとして、でもいつの間にか、スカートの裾の糸全部ほつれてほどけていって、びろーんって裾広がってることに気付かず踏んでしまって躓いて転んで「うわイタッ」って思った矢先に土砂降りの雨に打たれたように「ああもうあかんわ」ってなってた寺坂です(序章ながっ)

昔からですが、目的を見つけてめちゃめちゃ熱中して、周り見えんくなって、いや、見えててもほったらかしてしまう癖とかあって、いけるいけるいけるいけるいける――って突っ走った挙句全然いけてへんくて行き詰って「ああもうあかんわ」ってなることはしょっちゅう。

そんな時はどうするか。

とにかく寝る。

好きなドラマも映画も音楽も何も入れへん。(入れられへん。多分キャパオーバーしてるんちゃうか)

とにかく寝る。ひたすら寝る。約束とかしてても断れる範囲なら嘘ついて断ってでも寝る。目覚ましもかけへん。時間帯がいつでもかまへん。寝れるだけ寝る。

目覚めたら全て解決してまあるく収まってたり、全てのことが良い方向に転がってたりせんかなって思うんやけど、大抵そんなことはない。

ただほんの少しだけ、頭の片隅にほんま少しだけ小さく呼吸してくれる別の入口ができた感覚になる。

ほんでその入口から少しだけモヤっとした空気が吐き出されて、綺麗な空気が入ってきて漸く起き上がることができるんやけど、そこでいつも思うんが

「あ、生きてるな」

ってこと。
そうか、これ、毎回こうなるの、私、生きてるからか。
で、答えはいつも、生きてる限り「生きるだけ」なのだ。

生きるってなんかまあいろんな深い意味あったりすると思うんやけど、私の生きるニュアンスは、もうまあ、単純に与えられた毎日を、生活を、送っていくこと。なんしか自分のやれることをやる。贅沢なくらいや。

なんかちょっと暗いっぽく感じる記事になってるけど、私小説風に書き留めてみたくなっただけで、作者は心身ともに至って元気です(笑)

それにしてもよう寝たのにまたねむなってきたわ。

本日もここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
「生きるだけ」
私には超ポジティブに聞こえるけどな。どうやろ。(万が一不快な思いする人おったらごめんやで)

おやすみなさい。




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