訓練校最強は?
いま、畳の訓練校に通っている。
畳科の他に、木造建築科、左官科、塗装科、板金科が存在する。これらの科が合同で受ける社会科と体育も月に一回ある。
ふと、思った。
「一番強い科ってどこだろう。」
もし、科ごとに戦うことになったらどこが一番強いのだろう。いわゆる学校の教室ごとに科が分けられており、その教室にあるものだけで戦うのならどの科が優勝するだろう。
塗装科と社会科は弱そうである。ペンキを飛ばしても目潰しくらいにしかならない。
社会科に至っては紙と鉛筆である。どの科にも勝てそうにない。
左官科は目自材などを乗せておく「手板(正式名称はわかりません)」が盾みたいでかっこいいが、コテでは殺傷能力は低い。
やはり、木造建築科が強そうである。
ノコギリは普通に武器になるし、よく研いだノミはクナイのように使えるかもしれない。カンナはどちらかというと拷問向きな気もする。
さて最強の科だが、もしかしたら「畳科」かもしれない。自分が通っているという贔屓によるものではない。
近距離、中距離、遠距離と隙がない。しかも、畳を盾に戦うこともできる。
まず近距離だが、畳には小包丁、大包丁がある。
イメージはよく研いだ中華包丁だ。刃がデカいため、殺傷能力はかなり高い。中距離だと、寸法を測るための定規がある。木でできたものはバットのように振るえるし、アルミ製のものは、三尺と六尺のものがある。本気で振るえば骨くらい砕ける。
そして遠距離、これが他の科と一線を画すものがある。
「へりしき」という、先が太い針になっており持ち手が木でできている道具がある。
これは忍者の手裏剣のように使える。
以上のことから最強は「畳科」である。
異論はもちろん認める。なぜなら、他の科の道具をあまり知らないからだ。ただイメージで言っているだけだから、ちゃんと調べてみたら最強は変わるかもしれない。
最強を知るためにちゃんと調べてみるのも面白いかもしれない。
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