見出し画像

8.僕が目指している本当の健康とは

こんにちは!
いつも記事を読んでくださりありがとうございます。

さて今回は「僕が目指している本当の健康とは」というテーマでお話をさせていただきたいと思います。

僕はうつ病になったことで、自分の体の状態、つまり健康の大切さを身に染みてわかりました。


いくらお金があっても、地位や名誉があっても、健康な身体を持っていなければ、幸せにはなれません。

このことは以前から頭の中でわかったつもりでしたが、実際に経験したことで、より理解が深まりました。

別の言い方をすると、体験するまで本当の意味での健康について理解できなかったのです。


頭が悪いというか、完全に黒歴史と言えるでしょう。

とても恥ずかしいお話しです。

そんな僕でしたが、抑うつ状態で床に伏せながら、ときには「消えたい」衝動にかられながらも、健康に関する書籍を読み続けていました。


文字を読んでもなかなか頭に内容が入ってこない状態でしたが、有り余る時間を味方につけて、少しずつ知識を積み上げていきました。

その中で最も勇気づけられた本をご紹介させていただきます。

それがメンタリストDaiGoさんのリサーチャーを務める鈴木裕さんが書かれた著書「最高の体調」です。

参考動画 みてね。


本書は進化医学という新しいアプローチの観点から書かれた本で、著者が言うには、人間の進化は文明の発展速度が速すぎてついていけないと主張しています。

人間の体は新しすぎるものに対応できないということですね。

だからどんな人もうつになっても仕方ないし、どんな人でもうつになる可能性があるとしています。


これを読んで、うつ病は誰にでも起こりえる病気であり、特別なことではないことを知り、僕は安心しました。

それからも健康に関する本を何冊も読み、自分の疾患について調べ、どのように治療と向き合えばいいのかを考えていました。

そして僕は多くの人と同じ認識で「健康」を定義していたことに気づきました。


世間一般で言われている健康とは「病気ではない状態」であること。

健康な身体は自然な状態であり、病気や疲労は不自然であること。

これは当たり前のことなのですが、多くの人は年に数回病気になり、病院へ通うことが不思議だとは思っていません。


年齢を重ねれば重ねるほど病院にはお世話になるもの。

それが世の中の常識とされています。

でも僕はその常識は、間違った考え方であることに気づいたのです。


世の中には年齢を重ねても健康で若々しく、エネルギッシュな方々もたくさんいらっしゃいます。

そんな元気いっぱいの方々は病院とは無縁なのかというと、決してそうではありません。

彼らは病気になってから病院へ行くのではなく、病気になっていないかを点検しに行くこと。


つまり定期的に健康診断へ行くのです。

そして彼らは食事、運動、睡眠といった人間にとってごく自然な活動に、とても気を使っていることがわかりました。

「健康」という定義をアップデートしなくてはいけない。


そう考えた僕は、世間とは少し違うゴールに向かって勉強を始めました。

世の中に健康になるための本はたくさんあります。

そして、ある本では「肉を食べろ!」と書いてあり、別の本では「肉を食べるな!」と書いてあります。


ある人がいいと言っていることは、別の人は最も悪いこととして取り上げられているのです。

これでは混乱してしまいます。

ですから情報に十分な裏付けがあり、論理的で、デメリットよりもメリットが大きくて、実用的で、すぐに実践可能で、その効果を自分の体で確認できるものを探しました。


健康に関する文献は○○大学の○○教授とか、○○医師の食事法。などといった業界の権威が書いているものがほとんどです。

権威性がある人のお話はすぐに信用してしまいがちですが、どちらも共通しているのは「医療現場の専門家」ということです。

医師は病気の専門家ですが、本当の健康の専門家ではない気がしていました。


例えば、血糖値を下げる食事法、コレステロールを下げる食事法、高血圧を改善するための食事法など、これらは全て今起こっている数値を改善するための食事法です。

どれも間違いではないのかもしれませんが、いまいちピンときませんでした。

なので再び「最高の体調」を読み返して進化医学に触れ、本当の健康について考え自分なり答えを見つけました。


本当の健康とは、自分の生活を送り、仕事をし、趣味に没頭しながら遊び、人を愛し続けても疲れない状態だということです。

つまり【朝起きてから夜、布団に入って寝る直前まで元気な状態】こそが本当の健康だ!ということです。

この日から「憂鬱な状態から抜け出す。」といった低い基準で治療に向き合うことをやめました。


年齢を重ねても健康で若々しく、エネルギッシュな方々と同じような生活を送ることができるように、食事、運動、睡眠という生活習慣を見直すことにしました。

新しい基準で、規則正しい生活を送ることができれば、僕が目指している本当の健康にたどり着くことができると考えて、世間の常識に惑わされることなく、これまで改善を繰り返してきました。

その結果、抑うつ状態から抜け出してリワークに参加しながら、精神薬を手放すことができました。


月に1、2回の中途覚醒はありますが、なかなか寝付くことができなかった睡眠も、ほぼ安定して7時間睡眠を保つことができています。

億劫で仕方なかった買い物も気軽に出かけるようになりました。

体重は7㎏減少して、体脂肪も5%減ったおかげで、軽い体でウォーキングが楽しめるようにもなりました。


なんだか自慢話になってきたので、この辺で終わりにしたいと思いますが、僕がお伝えしたいのは、うつ症状を根本から見直すためには、正しい生活習慣を身につけることは必要だということです。

生活習慣ですので1日や2日で身につくものではありませんし、短期間で効果を感じるものではありません。

でも、小さな努力の積み重ねを大切にすることで、誰にでも健康になれることは間違いありません。


僕は医者でも学者でもありません。

ごく普通の一般人ですが、書籍の情報に十分な裏付けがあり、論理的で、デメリットよりもメリットが大きくて、実用的で、すぐに実践可能で、その効果を自分の体で確認できるものを、公開していきます。

長くなってしまったので、今回はこれでおしまいです。
また次の記事でお会いしましょう。
さようなら。

参考動画  

※次回からは朝起きてから夜、布団に入って寝る直前まで元気な状態にむけて取り組んできた実践的な内容をお送りいたします。









いただいたサポートは活動資金に使わせていただきます。ご支援いただけるとうれしいです。