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読書ノート:『妄想する頭、思考する手』

【読書ノート】


『妄想する頭思考する手』

暦本純一著 祥伝社

誰も考えなかった新しい技術は、ひとりの『妄想』から生まれる

『はじめに』より


「新しいことを生み出す」には、
思考のフレームを意識して外したり、
新しいアイデアを形にし、
伝えたりするための
ちょっとしたコツが必要だ。
この本では、そういった思考の方法や
発想のコツなどを
自分の経験を踏まえながら
具体的に紹介する。

第4章『試行錯誤は神との対話』より


『自分の「やりたいこと」は自分の手が動くこと』

人からやらされることはそんなに長く続けられない。
「こんなの自分には難しい」と思ったら放り出したくもなるだろう。
学校の勉強と同じだ。
でも自然に手が動いてしまうような、好きでやっていることはいつまでも続けられる。
人から「もうやめなさい」と言われてもやめたくない。

感想&考察


これは「まさに真なり」だと思う。
今でもそうだが、モチベーションが上がったから読書ノートを書いているのではなく、読書ノートが書きたくなり、書いているうちにだんだんとモチベーションが上がってきた、そんな感じだった。
手を動かすという行為そのものが、脳の働きを活性化することは知っていたが、好きなことならば手を動かすことを意識しなくてもできることや、手を動かしているうちにモチベーションが上がってくることは全く考えもしなかった。
小説でもなんでも、書き始めると止まらなくなることがあり、これはこの「手を動かす行為」そのものによるものだと本書を読んで理解できた。

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