サウナ備忘録第29回【東京・カプセルイン錦糸町】

サウナって三度おいしい。
行く前の情報集めたり旅行のルートに上手く組み込むワクワク。
行ってる最中の圧倒的快楽。
行った後サ活やnoteを書きながらの思い出しニヤニヤ。
そんなことをふと思い、それを享受出来る幸せに思いをはせていました（遺言かな？）

29本目は東京錦糸町、カプセルイン錦糸町。
錦糸町といえばニューウイング、楽天地、黄金湯、大黒湯と劇場版のプリキュアっぷりオールスターぶり。
上野、池袋、鶴見等戦乱の地は多数ありますが、各施設一つ一つの人気の高さという意味ではここ錦糸町が抜きん出ているイメージ。
そんな中でもややアウトロー気味なスタンスにいるのがカプセルイン錦糸町。
サウナを愛でたいの錦糸町回を観た後ずっと来たかったんです。
結果大満足、他では味わえない極熱のストイック空間でした。

東北サウナ遠征も終わった九月の終わりにGO。

スカイツリー近い！
テンション上がる！
…きっと何年、何十年経ってもスカイツリーにテンション上がるんだろうな、仕方ないよ僕新潟県民だもの。

到着時既にてっぺん直前でお腹ペコペコ、お膝元のチェーン店定食屋さんへ。

チープ！（褒め言葉）
おばちゃんがめちゃくちゃ親切で東京都民の優しさに心が温まる。
これは今日良いサウナになりそうだぞ～。

「24時半には水風呂抜きます」

ひぇ～！
今はどうかわかりませんが清掃が入る関係で24時半までしか空いてないとのこと。
己がリサーチ力不足を呪う…
急遽予定変更、二時間コースの予定から40分一本勝負。

エモい入口を潜り浴室エリアへ。

浴室内は非常にコンパクト、両サイドに洗い場があり階下には薬湯。
本来の施設であればお風呂がある中央エリアにはどどんと水風呂が。
そわそわしながら身体を清めている最中にもサ室から水風呂にダイレクトインして昇天している先輩方がちらほら。
禁忌である汗流しカットが公認されてるならそりゃしちゃうよね…

あぁ、早く水風呂に入りたい、早く、というかそもそも時間の猶予があと30分しかないんだった、ヤバい、早く！

そんな雑念を一切焼却する豪炎サウナ室でした。
とにかく暑い。
125度設定は伊達じゃない。
よくある「あ、120度表記だけど全然いける」パターンじゃない、身体にダメージを負うようなダイレクトな熱。
普段はサ室ないでとりとめのない考えことするのが好きなんだけどそんな余裕も持てず。

熱い、熱い、痛い、苦しい、熱い、ヤバい、もう無理！

からの水風呂やべぇぇぇぇぇぇ！
1セット目の水風呂に入った瞬間浴室内全ての環境がこの時のためにあったと理解。
交感神経・副交感神経がうんたらでディープリラックスがかんたら、とかじゃなくて単純に生還出来た喜びを全身で味わえる水風呂。
水温もちょうどいいし、広いから縮こまる必要ないし、最高。

そしてね、ここは外気浴も良きでした。

コンクリートジャングルから見上げる空。
煌々と輝く古めかしい看板を視界に入れながら放心していると無限に気持ちいい。
外気スペースまでは階段をのぼる煩わしさがあるけどそんなのも気にならないくらい完璧なポジション取り。

冒頭にもあったように時間が限られた中だったけどそもそもサ室に7分以上居れなかったので短期決戦でも何とかなったのも幸い。
こりゃ人気出るわ。

個人的にツボったのがこのメモ、味があるわ…
館内のいたるところで男っぷりが発揮されており、軟弱ものな私は外気スペース横にある筋トレスペースで身体を鍛えようと思いました。

草加やドーミーインとはまた違う熱の感じ方、痛い一歩手前の熱に悩みを焼却してもらいたくなったらまた行きます。

次回、「兄（鶴見）より優れた弟（緑）は居ねぇ！」に異議申す。