WEBサイトのCVRを上げよう!
元WEBマーケターのショーハクです。
WEBサイトの改修ちゃんとやってますか?工数もかかるから、後回しにしがちですよね。
今回はそんなWEBサイトのCVRを上げよう!というテーマで語りたいと思います。
CVRとは
CVRとは、Conversion Rate(コンバージョンレート)の頭文字を略したものです。コンバージョン率を意味します。
コンバージョンとは、ECサイトの場合は商品購入、読み物の場合は読了、キャンペーンの場合は応募や資料請求というように、そのWebページの目的としている成果のこと。
このCVRはWEBサイトを運営する上では重要な指標になっています。
どれだけPV数が多いサイトでもCVR0%だったら、売上は0円。
逆にPV数が少なくても、CVRが高いサイトは、効率よくCVを集めることが出来ます。
計算式は CV数 ÷ クリック数 = CVR
CV数が10で、クリック数が500ならCVRは2%です。
様々な商材やCVの条件で、CVRの変動はありますが、一般的にはCVRは1%前後と言われています。1%未満だと低いし、2%以上なら高いといったところでしょうか。
リスティング広告なんかだとビッグワードはCVRは高いですが、ロングテールは低かったりするので、同じCVでもCVRは全然違いますね。
・・・と、会社のWEB担当者の人からすると、ここまで当たり前の話ですね。
CVR改善の前に
第一前提に、CVR改善(サイト修正)をする前に考えなきゃいけないことがあります。
何となくサイト改修だけは辞めた方がいいです。
たとえ、担当者がダサいと思うページでもユーザーとしては利便性が高かったりします。
サイト改修にリソースをかけたのにも関わらず、改善するどころか悪化する可能性もあります。
それを未然に防ぐために、細かな分析やリサーチが必要です。
分析は、会社や商材によってやり方が異なるかと思いますが、Googleアナリティクスを使うのが一般的だと思います。
Googleアナリティクスを使った分析を少しだけ例で挙げておきます。
・流入元別にCVRを確認
・ページごとにCVRを確認
どこが悪いのかをはっきりさせていく必要があります。
また、広告を出稿している場合は、広告からのCVRを考えなければいけません。
・広告文とLPの内容に乖離がないか。
・ターゲティングが広くなっていないか。
ターゲティングが広い場合はCTRも悪くなっている可能性があるので、一度見直しを書けた方がいいですね。
ここからは施策や具体的な方法について紹介します。
申し込みの導線
よくある施策ですが、一番効果的なんじゃないかと思います。
申し込み時の入力フォームを簡易フォームにして、ユーザーの離脱を防ぐやり方。古典的ではありますが、実用性が高い施策で結果が見えやすいです。
入力に時間がかかってしまうものは、ユーザーの情報を得ることが出来る割にCVへのハードルがかなり上がってしまうので、なるべく短くするのが理想です。
デメリットとしてはCVが実際の売上に繋がらない可能性は増えます。いたずらやリテラシーが低いユーザーが増え、質の悪いCVになってしまいます。
フォーム周りはサイト内の大きな事故になる危険性があるので、注意は必要です。フォーム使えなくなるとかになったら、CV全くされなくなるので。
ユーザーの検索語句と設定キーワードを確認、最適化する
アナリティクスやリスティング広告のクエリ、サーチコンソールなどを使うやり方です。
サイトを使って、一方的な訴求を伝えるのではなく、ユーザーに寄り添って、ユーザーが欲しいものを用意するイメージですね。
テキストの追加、削除、クエリベースで検索意図を考えながらコンテンツを作ったりとWEBサイト改修だけでは足らないような内容になってきます。
コンバージョンのハードルを下げる
コンバージョンの条件を変えて、マイクロコンバージョンを設ける方法です。
細分化して、CVの状況を追うことが出来るので、どこで誤ったかが見える化しやすくなります。
サイト施策はABテストがおすすめ
サイト施策を行うときは必ずABテストが良いです。
その理由は、前後テストで設定するとCVが時期的な要因による影響を受けるからです。
Googleオプティマイズなどを使えば、簡単に行えます。
まとめ
サイトごとに課題感があるので、共通の施策が書けず、中途半端な記事になってしまいました。申し訳ありません。
サイト作ってからが、大変だよなーと最近よく思います。改善しても思うような結果にならなかったり、PV数がシンプルに伸びなかったりと。
そのためにコツコツ、記事を書いたり、細かいサイト修正を繰り返して、目標の売上を達成していくわけですね。
腐らず、地味なことを積み上げていきましょう!
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