花の咲くお茶｜teamLABO borderless
友達と、お台場にある『teamLABO borderless』に遊びに行ってきました。
最先端の技術を使って、体験型の『デジタルアート』を作っている会社です。
絵に描いた魚が水族館に見立てた画面で泳ぎだしたり、
人が触ることによって壁に映る映像が変化するのを
見たことがある人も多いかもしれません。
私は美術館が好きで2-3ヶ月にいっぺんくらい行くのですが、
そこで「鑑賞する」とは別もので
チームラボは「体験する」がぴったりくるなと思います。
その中でも一番感動したのが「EN TEA HOUSE」
teamLABO borderless内にある
500円でお茶が楽しめるカフェ。
館内が迷路のように入り組んでいるからか、
人があまり多くなく落ち着いていました。
それが「これから何が起きるんだろう…？」というワクワク感に。
私が今回頼んだのは「カモミールミルクティー」
受付で頼むと、茶葉が入った透明のケースが渡されます。
「お席に着きましたら、スタッフにケースをお渡しください。
よろしければ、お待ちの間に茶葉の香りを楽しんで見てください。」
演出が細やか…！
暗い中でカモミールの香りを嗅いで、すごく特別なことをしている気分に。
席へ案内してもらい、茶葉を渡すと
それを使ったお茶をスタッフさんが運んできてくれました。
そこに、なんと花が咲きました。
なんとお茶の温度を感知して、そこに映像を映し出しているそうです。
1つ咲いたら、また１つ。
咲いた花に重なるように新たな花が咲いていきます。
「ずっと見ていたいけど、温かいうちに飲まなきゃね。」と
器を持ち上げると
さっき器に咲いた花が、散って壁に昇っていきます！
お茶を飲むたびに花は散り、
テーブルに置くとまた新たな花が生まれる。
茶を飲むたびに、デジタルで諸行無常を感じるなんて…
流れて行く自然の美しさが表現されてますね。
温かいカモミールミルクティー。
茶葉で嗅いだ香りよりも、ミルクで柔らかになり
ほっと心が落ち着く味。
大きなお椀に入って、たっぷり楽しめます
いろいろな作品がありましたが、
心地よい曲が流れ、
香りを楽しみ、
温かい器に触れ、
お茶を味わう。
そして何よりも見て楽しむ。
本当に五感を使った内容で、いい時間を過ごすことができました。
人が多い中、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
本当に500円でいいんでしょうか…
本当にあるカフェだったら週一回はいきたいし、
仕事で心が疲れた時に
無心になって咲く花を見たい。
こんなテクノロジーが日常の中で、気軽に体験できるようになるのも
そう遠くないかもしれませんね。
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