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鎌倉移住へ!引越し見積もり大会開催【靴の底 #11】

3日に渡る引越し見積もり大会が終了した。
短く、そして重たい戦いだった。ここに大会の記録を書きたい。

家が見つかったら早速引越し業者を探さなければいけない。
引越し業者には必ず相見積もりを!が合言葉になっているnoteの先人たちにならって、我が家でも引越し見積もり大会を開催することにした。
相見積もりサイトに登録したら自動的に多数の引越し業者に連絡がつながるらしいが、不特定多数の業者に個人情報が知られるのも躊躇したので、有名どころから格安業者まで個人的に訪問見積もりを取ることにした。

今回、見積もりをしたのは6社。4月の繁忙期最中もあり、多めに業者を比較してみようと思ったのだ。
訪問見積もりは知らない営業担当が家の中に入ってくるのが、少しストレスなのだが、家の中の荷物の量に合わせた段ボールの数や家の前の道幅に合わせたトラックの大きさ・台数。人員について、それぞれから話しを聞くことができるので、比較するのに大変役に立った。

ただ、引越し業者の営業担当・・・かなり、個性が強い。
S社は旦那が不在の時に見積もりに来てもらったのだが、夫婦二人暮らしの荷物の量に、約30万近い見積もりを出され「即決してください!今すぐ旦那さんに連絡してください!」と1時間近く圧迫面接のような時間を過ごすことになり、「ここで即決して、その後旦那と何かあったら責任取ってくださるんですか?」と返事をし、帰ってもらった。

A社は、いかに自社が素晴らしいのか、他社がダメなのかを熱弁する営業ジジイで、S社の見積もりを聞いて「10万後半でどうですか!?即決願います!!」と押す押す営業をされた。今回は旦那がいたので、圧迫面接はなく、ほかも検討したい旨を伝えて帰ってもらった。

この2社で分かったことは、今の家と鎌倉の家の前の道が狭く、2トントラックしか入らないことや荷物の量としては、トラックは二台必要ということだった。個性強めの人たちだったが、プロの意見はしっかり参考になった。(値段的に高いからお願いしないけど)

「ちょっと2社とも高くないか?ネットの方ではいくらなのかな?」と、ネットのみで見積もりがでるD社で金額を弾いてみると、10万前半の価格を提示された。

3社目のH社が訪問見積もりに来た際に、「他社で10万前半で出してもらってます」と言うと「では、一桁万円でどうですか?」と。
は!破格!!!!!けど、なんか怖い!!!!安すぎて怖い!!!!
「トラックはどれが来るんですか?」
「2トントラックで、1台の見積もりです。作業員は2人ですね」
かなり安いが、個性強めの営業おじさん達との意見とは違う感じだ。旦那と目配せをして、改めて考えたい旨を伝えて、H社の見積もりを終わらせた。

「安すぎて怖くね?」旦那に言うと「しかも2トントラック1台だもんな。荷物入らいないよね」と彼も同じ意見だった。

その後、4・5社目のB社とC社の訪問見積もりの際に、最強低価格のH社の「一桁でした」を出すと「そ、それは安すぎる・・・」と他社業者も驚愕していた。そうだよね。単身者の値段だもん。
B社は予定の日にちが埋まっていること、C社は約20万円とのことで、こことも契約はしなかった。だが、B社もC社も口を揃えて、「この道幅と荷物の量は、2トントラック2台が必要です!」とのことだった。
こうなったら、一桁万円を提示してきたH社の「2トントラック1台」の設定は少々不安・・・。あとで追加料金とか来ても怖いし。
「ネット見積もりを出したD社に直接電話見積もりをしよう!」

勢いのまま電話をすると担当者にすぐに繋がった。
荷物の種類や量、他社から道幅が狭いので2トントラック2台が必要と言われている旨を伝え、「一桁の金額を出している業者がいる」と伝える。
実はD社は前回単身用の引っ越しの際には使用していて、その際にも安い価格でお願いできた会社だ。
「お見積りでました。こちらの価格でいかがでしょうか?」
6社中2番目に低い価格が提示された。しかもネット見積もりよりさらに安い価格だ。
「トラックはどうなりますか?」
「2トントラック2台で、作業員3名でお伺いします」
「段ボールの引取は料金かかりますか?」
「無料でお引き取りいたしますよ!」
なかなか良いではないか・・・。悪代官的な笑みが自然と生まれてしまう。
少し検討したい、という言葉にも引き止めはなく、無理な営業スタイルも感じられず今印象で電話を終えた。

「D社で決定だ!!!!」

引越し見積もり大会の終了が宣言された。
3日間を終えてみると6社に見積もりを出したのは、少々多すぎたような気もするが、引っ越しの内容や価格の比較、道幅に伴うトラックの大きさや台数について明確に分かった点は良かった。

「結婚してから、家の購入や引っ越しとか社会のことどんどん知っていく・・・」
昨晩の散歩中に旦那が呟く。
「私もこの歳で勉強したり、身を持って経験しないとわからないことが増えていくよ」
「大人になっても勉強やな」

次の日、D社に引っ越しの申込みの連絡をした。
鎌倉移住が近づいてくる。


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