知人のアドバイスは大抵間違っている
おはようございます。
よこやまです。
最近、電車内で身内の相続対策の話をしている方がいました。
思わず、間違ってますよ!その前提知識!
と突っ込みを入れたくなる話でしたのでシェアさせて頂きます。
話し声が聞こえてきたのは男性二人
仮にAさん、Bさんとしておきます。
お二人とも同じ会社の先輩後輩みたいな関係で
後輩のAさんが先輩のBさんに家族の話していたところ
突然、Bさんが「それ、相続で揉めるよ・・」と忠告
お二人の会話によると
Bさんには、ご両親の他に妹さんがいる。
妹さんは、近いうちに結婚の予定だそうで
妹さんの夫(義弟)となる方が婿になるそうです。
義弟さんの苗字がAさんと同じになるということなのですが・・
婿になると聞いた先輩のBさんは
「それは大変だね。義弟さんにもA君のご両親の相続権が発生してしまうから、相続の時に大変になるかもねぇ。。」
※婿とは、結婚して 妻の家系に入った男性のことを意味するのですが
現在において妻の家系に入るという意味は、妻の苗字を名乗る意味しかなく
結婚により苗字が変わっただけでは相続権は発生しないのです。
考えてみて下さい。
先輩Bさんの婿に行く取る=相続権発生と考えるなら
もし、Bさんがご結婚されていて、奥様がBさんの苗字を名乗っておられるのなら、Bさんのご両親の相続の際に奥様にも権利があることなってしまいます。
おそらく先輩Bさんは、夫が妻の名前を名乗ることは普通じゃない
という認識があり
(現に9割近くのご夫婦が結婚時に夫の苗字に変更しているようです)
普通じゃない(特別)なことが起きているのだから
何か裏があるよね。
婿入り=婿養子であると勘違いし
義弟さん、ご両親の遺産狙っているんじゃない???
A君のご実家、おうち大きいみたいだし・・
とこんな感じで誤った知識を基に、忠告をしてしまったのでしょうか!
で、私がここで言いたいのは、人はアドバイスをしたがるということと
特に知人のアドバイスは大抵間違っているということです。
皆さんも、お気を付けください。
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