Syoki

薬剤師と研究者とホスト

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    短歌紹介や自作短歌、批評など

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メモ:屑になりたい

最近人と関わりすぎているせいか、自分の軸の輪郭がぼやけてしまっている気がする。 疲れている、というわけではない。 特にそれが嫌だということでもない。 ぼやけているな、という感覚以上でも以下でもない。 一人の時間は好きだけれど、特にそれが不足しているから不健全になっているというわけでもない、気がする。 強いて言えば、自分が認識している自己が変化してきていることへの漠然とした不安に近しいものかもしれない。 もっといえば、自分にとってこの少しの変化が良いことなのか悪いことなのか、そ

    • メモ:愛の伝え方について

      LINEとかの連絡はほぼ無くて、でも一緒には住んでいてハグしながら寝るだけで愛を感じる人とそうでない人がいる。 遠距離で2ヶ月に一回しか会われへんけど普段の連絡のマメさから愛を感じる人とそうでない人がいる。 連絡とか会える頻度とかも全部クソやけど、たまにするセックスで愛を感じる人とそうでない人がいる。 好きの一言で満たされる人とそうでない人がいる。 何を以てその人の愛が満たされるのかってマジでムズいし、逆にその人の愛の伝え方を〈認識/受容〉出来ていないと完全に詰むなと思う。

      • 読書感想文的なもの① 〈いつか資源ゴミになる・改 木曜何某〉

        要するに「俳句を書くやで」という想いを持って作ったものは自由律俳句になるってことでおおむね間違ってないと思う。 有名どころでいうと尾崎放哉の が挙げられるかな。たしか教科書にも載ってたし。たぶん。 何はともあれそんな自由律俳句とやらの句集を読んでみて、本書で何個か印象に残った俳句を一部紹介する。 単なる“あるある”と“自由律俳句”の境界線は難しいけれど確かに存在はしていて、それでも決して数学や化学のように概念化は出来ないところが美しいんだろうな。 あと、二句目と四句

        • 憧 (自作短歌7首)

          ◇ きっかけのキスをください 流れ星は降ってください 少量でいい 『長続きするカップルの秘訣集』 実践した男女の統計 丁寧な暮らしを君がしてるから、雑な暮らしはおれにまかせろ もうすこし華奢で可愛い女の子だったらもっとちゃんと死ねたよ ◇ 自転車の補助輪を外したときの高揚 軽率でいてほしい Life is so beautiful コンビニで食べたいものがもう売っていない 白線の上を歩いて帰路につくような人生だった。またね ⬜︎

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          所感10こ

          ◇◇ なにもしない時間がとてもきらいだ。なんとなく布団で過ごす休日や、流し観ているテレビがきらいだ。1日の間になにかを成した気持ちがないと、どうしようもなく叫びたくなる。 ▼ 人生の中で、おそらくこれを超えることはないだろうというほどの楽しい期間があった場合、ほとんどそこから緩やかに死んでいると思う。 ▼ メモ:『自分にとってはとてもかんたんなことでも、他人にとってはとてもむずかしいことかもしれない』 ▼ 成功体験よりも失敗体験の再現性が高いとはいっても、楽しさ

          所感10こ

          薬剤師と研究者とホスト / 思考の言語化

          薬剤師と研究者とホスト「薬剤師と研究者とホストやってます」って自分でもなかなか変なことしてんなと思う。 実際お客さまからも「なんで薬剤師なのにホストなんかやってるの?」って聞いていただけることも多いけれど、ここでは特にその理由を長々と綴るのはやめとく。 なんか堅苦しくなっちゃいそうだし、書いてて面白くなさそうだし、なにより実際に会ったときに口で説明した方が絶対に早い。 ここでは普段考えてることとか、趣味の読書や短歌のことといった『ホストとしてのSyoki以外の部分』であった

          薬剤師と研究者とホスト / 思考の言語化