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🇮🇹゚ッレ゚ッセ 2017 ラディコン

゚ッレ゚ッセ 2017 ãƒ©ãƒ‡ã‚£ã‚³ãƒ³
メルロヌ䞻䜓、ピニョヌロ

メルロヌ由来の抜矀の果実味、甘み。重たすぎず飲み心地が軜やかなのは冷涌な地域からか䜜り手からかな。寝かせおも良し、今のみも良し

↓以䞋むンポヌタヌ様からです↓

ワむンに぀いお

Rosso赀のR、サシャのS、18は2018、぀たり、2018幎産のブドりメルロヌ75、ピニョヌロ25を䜿ったサシャ ã‚·ãƒªãƒŒã‚ºã®èµ€ãƒ¯ã‚€ãƒ³ã«ãªã‚ŠãŸã™ã€‚䞀郚のメルロヌずピニョヌロを混醞、醞し期間も2週間皋床に留め、朚暜で3幎熟成させた埌にボトリングされたのが今回のワむンずなりたす。党然軜いワむンではないのですが、もう既にどえらい飲み心地です。毎幎生産されるわけではなく、これたでに造られたノィンテヌゞは、2014ず2017のみ。

皮ごずの発酵

戊埌間もなくスタンコ(スタニスラオの愛称)のお祖父さんがワむナリヌずしおの掻動を開始したす。

1980幎にワむナリヌはスタンコのものずなり、同時にそれたで桶売りをしおいたワむンの自家ボトリングを開始。自らの名前を冠したワむンを䞖に出すわけですから、より高いクオリティを远求する手法を採甚するようになりたす。

1980幎代埌半たでは培逊酵母を添加、ステンレスタンクで枩床管理をしながらの醗酵ずいった圓時“䌝統的”ずされおきた手法を採甚し、80幎代埌半からは小暜での醗酵・熟成こそがクオリティの高い癜を造る為には重芁だず考えるようになりたす。

しかし、赀ワむンのほうが癜よりも耇雑偉倧であるず、ほが無意識の䞖界でそういった思い蟌み認識があり、それに疑問を感じたのが1994-1995幎頃。
加えお、圌の䜏む土地コッリオは䌝統的に癜の生産地域。耇雑で、なおか぀自然な造り味わいの癜を造ろうず考えた時、

「だったら、赀みたいに癜を造っちゃえばいいんじゃねそもそも、ブドりの皮の色の違いで、造り方が違う事自䜓倉なんだよ。昔は癜だっおそうやっお造っおいたんだし、皮ごずの方が醗酵もスムヌズに進むはずだし、たすたす培逊酵母なんかに頌る理由がなくなるじゃんか」

ずいうわけで1995幎、リボッラ・ゞャッラで皮ごずの醗酵を詊隓的に行いたす。バリックを瞊眮きにしお、暜の䞞い板の郚分をぶち抜いお䜜った即垭の開攟匏醗酵槜だったので生産量も300本皋床。商品ずしお扱ったのはノィナむオヌタだけではないでしょうか。

1996幎、癜ワむンの党生産量に察しおマセレヌションを開始1週間皋床。そしお、土着品皮であるリボッラ・ゞャッラにこそスポットラむトを圓おおあげなければならないず考えるようになり、リボッラ以倖のブドりシャルドネ、゜ヌノィニョン、ピノグリヌゞョ、2000幎たではトカむも若干は党お混醞し、オスラヌノィ゚圌の䜏む村の名前、オスラヌノィアのスロノェニア語衚蚘ずいう名前でリリヌス。

1997幎頃から倧暜で3幎熟成させるようになり、マセレヌションの期間もアルコヌル醗酵の最埌たで行うように。通垞のキュベ甚のブドりよりもより長く暹䞊で远熟させたブドりで仕蟌んだワむンは叀バリックで4幎以䞊熟成させ、5幎以䞊の瓶内熟成を経お、同幎に生たれたスタンコの次女の名を冠しおリれルノァ・むノァヌナずしおリリヌス。リボッラ1997幎のむノァヌナは、むタリア自由なワむン界の䞖界遺産に認定されるべきものかず。

1999幎、2000幎ずオスラヌノィ゚の䞀郚極少量を酞化防止剀完党無添加でボトリング、その結果で確蚌を埗たスタンコは段階的に本数を増やし、2002幎からは党生産量を無添加でボトリングメルロヌは1999幎か2000幎から無添加。

長期間の醞し醗酵による、ブドりから最倧限の抜出を行うようになっおから、タンニンを䞞くするために暜での熟成期間も長くし、ボトリングしおからも銙り味わいが花開くのを埅぀ために、ビン熟成も長く取るようになり・・・ラディコンはこう蚀いたす。

「暜で1幎寝かせたワむンは、瓶で1幎寝かせれば味わいは抂ね開いおくる。2幎暜熟させたものは、瓶で2幎、俺のワむンように暜で3-4幎寝かせおいるものなら、やはり瓶でも3-4幎は䌑たせたい。酞化的な環境に長く慣れ芪しんでしたったワむンは、瓶ずいう還元的な容噚に入れられるず、極床のストレス状態になっおしたっお、そのストレスから解攟されるのにより時間がかかるんだ。」

8割以䞊の生産量を6幎埌にリリヌス、残り2割も2幎埌に出るどころか10幎埌にリリヌス。平均しおみるず、玄7幎埌にワむンをリリヌスさせおいるこずになりたす。

ボトルコルクのサむズ、圢状にに぀いお

「癜ワむンずはいえランチに2人で750mlは倚いなヌ。だけど375mlだず少しもの足りない・・・。」
ず思ったりするこずありたすよねラディコンはそこから

「特に自分の造るようなワむンこそ、500mlにしたらもっず掻躍の堎があるはずだ」
ず、この2぀のサむズでのリリヌスを思い぀いたんだそうです1000mlは4人甚もしくはパヌティヌサむズずいうこずなんだず思いたす)。そしおラディコンはサむズを倉えるこず以倖にも、幎々枛っおいる良質な倩然コルクが今埌さらに入手困難になるこずを危惧しお、コルク業者に今たでにない小さなコルクを、瓶業者に今たでにない小さな口埄の瓶を開発しおもらい、゚ディカンテず共に“良質な倩然コルクをより倚く確保しおいこう”プロゞェクトを発足したのです。

ここで皆さんも
でも500mlにするんなら、750mlより酞化しやすいんじゃないずいう疑問を持たれるかもしれたせん。

確かにそうです。
750mlより1500ml、1500mlより3000mlず、より倧きい容噚の方が酞化のスピヌドが遅いのはよく云われおいるこずです。それはワむンの堎合容噚が倧きくなるず䞭に入る液䜓の量が2倍も3倍も倚くなるのに察しお、容噚の䞭に入る空気の量はそれほど倚くならないため、小さい容噚よりも倧きい容噚の方が空気ず液䜓の接觊率が小さいためです。
ラディコンはこうした問題点を解消するために瓶業者ず繰り返し議論を重ね、“䞖界初500mlなのに、空気の接觊率が埓来の750mlず同じ瓶”の開発に成功したのです。

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