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言葉で人生を創っていく

時が過ぎていくスピードは年齢を重ねるほど速い。

割と何も考えずに過ごしていると、一日ってあっという間に過ぎていると思う。気づいたらそれが、一週間、一か月と経っていくスピードが大学に入ってから急速になった。高校の頃も速いと感じたときはあったけど、その倍くらい大学生活は一瞬で過ぎ去っている。

ただ同じような毎日にしたくないから1年生の1月から日記を再開した。感じたことを書き記してきた。今はnoteにも書くようになった。何かを残そうとして。

日記を書く利点は一日の小さいことに気づけるようになったことかもしれない。何か書こうとしてその日を思い出す。細かいことまで思い出す。繰り返してるうちに日中過ごしながらも探すようになった。

すると、自分何気ない行動も意識するようになった。そして周りの人友人の細かい良いところまで見えるようになった。

そして自分が尊敬している人にまだまだ敵わないなぁ、まだまだ頑張らなくちゃと思った時の話。

同じアルバイト先の同い年の女の子を尊敬している。その子より自分の方が先に働いていたので仕事を教えることが何度かある。

以前、接客業なのでなかなかこないレアな対応を教えようとした時だった。

レアだったから一緒にやりながら教えようと思った私は彼女を呼びにってその内容を伝えてみた。

反応は、笑顔で「やってみたい!」

この時、敵わないなぁと思った。

自分はよくミスにビビる。だから新しいことを教わる時も割とビビる。けど、この子は何か目がキラキラした子供のような感じで返事をした。

一見、普通に思うかもしれないが、この姿勢は見習うべき所が多すぎた。

まず、笑顔で言われた方はこっちもうれしい気分になり、丁寧に教えようという気持ちに自然となる。なんなら他の人には言わないちょっとしたコツも教えようかなぁぐらいの。

もう一つは物事への「姿勢」である。新しい仕事って降られたら嫌々ながらやる人は多い。それが普通である。

「やってみたい!」は斜め上だった。そしてこういう姿勢は周りを巻き込める。まあ仲がいい関係性があったからこそかもしれないが、自然とこういうこと言える人は本当にすごい。

まだ社会人になる一歩手前、こういう事を言える人に周りは集まるし生きやすく自分で人生を言葉で変化できると感じた。

自分ひとりで人生を進んでいくことは難しいけど、その人が発言する言葉次第で周りの人間が手助けしてくれる。言葉が人生を助けてくれる。

咄嗟に出てくる言葉を変えていくのは難しいが、斜に構えるのではなく好奇心を持つ姿勢を大事にしたいと思う。

そして、これを見てる人の周りにも絶対いますそんな素敵な人が。

記憶に残った些細な出来事を言語化して本人に伝えてみよう。

またそんな出来事がたくさん見える日常を取り戻すと信じて。

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